基礎のコンクリート工事も完了しておりまして、本日はいよいよ上棟を迎える日。
勿論これからが工事の本番なのですが、上棟は一つの大きな節目でもあります。
なにしろ、今までは模型や図面、パースなどでしか目にしていなかったものが
原寸で建ち上がり、実際に中を歩きまわることが出来るようになりますので
お施主様の感慨もひとしおだと思います。
さてそんな上棟に向けた作業の一コマがこちら。
土台や大引きといった足元がキレイに組まれ、柱が林立し、梁を支えている様子が
良く分かりますね。
写真はリビングの吹抜けとなる場所からの1ショット。
そして上のほうでは。。
大工さん達が母屋の組み込みに精を出しています。
寒い中ご苦労様ですが、完成まで宜しくお願いいたします!
次回はある程度屋根仕舞いが出来たところで、上棟式を執り行う予定です。
今年一年の締め括りの行事となります。
設計当初より、外部や内部の様子をある程度想像しながら進めております。
お施主様が何を望まれているのか。周辺の環境にあった色使いはどんなのか。
季節や天気により見え方はどう変化するのか。年月を経るごとに風合いが
増すのはどんな材料なのか。などなど。
さて、そんな想像や葛藤を踏まえながらも、実現出来る色合いはたった一つ
しかありません。
そのたった一つを決めるべく、本日はTさまご家族と外部廻りの色サンプルを
交えつつ、喧々諤々の検討会をいたしました。
サンプルは多岐にわたります。
基調となる外壁は勿論のこと、屋根・サッシ・格子・塗装色・破風板・軒天・雨樋・水切
などなど。
パーツごとに好き嫌いで判断しても外観はまとまりませんので、ある程度のイメージが
つかみやすいように、パース(完成予想図)を交えながらの検討となります。
メンテナンス性や経年変化も重要な判断要素となります。
そして、色々な角度から検討しましたところ、やわらかな色合いを持つ雰囲気に
仕上がりそうです。
Tさまご家族を包み込み、迎えてくれる外観。
完成はまだまだ先ですが、たったひとつの色合いに向けて つくりこんで参ります!
年内には上棟を迎えるべく、工事は着々と進んでおりまして本日はコンクリートを打って
しまうと隠れてしまう基礎の配筋検査を行なって参りました。
検査に立ち会ったのは、構造設計者と住宅瑕疵担保保険の検査員の方、現場監督の
Aさん、そして私の計4名。
ご覧の通り、規則正しく配筋されております。
光と影のコントラストがキレイですね。
ま、全部コンクリートで隠れてしまうのですが。。でも、だからこそ構造図通り鉄筋が組ま
れているかどうかを確認するのは大切なのです。
で、一通り検査が終わりまして、構造談義に花を咲かせる皆さま。。
それぞれがそれぞれの構造に対する熱い想いを披露。
Tさま、ご安心ください。これだけ熱い男達が検査をしておりますので、抜かりは
ございません!
寒い季節ですので、来週打設予定の土間コンクリートの温度補正を確認しまして
コンクリート配合計画書も早々に送っていただくようお願いして、本日は現場を
あとにしました。
解体工事、地盤改良工事と続きまして、いよいよと言いますかようやく建物本体
を形作る工事が着手されました。
その名も基礎掘削工事。その名の通り、基礎をつくるために地盤の土を掘る工事
のことです。これまでは地面を掘ったり埋めたり、一体進んでいるのか戻っている
のか一見分からない状態が続きましたが、これからは明らかに「進んでいる!」と
実感出来る工事内容が目白押しです。(そんな大袈裟に言うほどでもないですが・・)
で、こちらが基礎をつくる前ではありますが、明らかに進んだ感じがする現場の様子。
え?それほど変化が見られませんか?
いやいや、結構深く掘られている場所もあったりします。
ほら。どうでしょう?
今回は一部既存で盛土箇所があるため、その土が崩れださないように深基礎と
している箇所の様子が上の写真です。
今月末には基礎の配筋まで進んでいく予定です。
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