表札が出来ましたので、本日はお届けに伺いがてら
外構の植栽や焼杉板の様子を確認に行って参りました。
写真は建物外観正面の様子。クロモジの新芽が出始めて
おりました。
焼杉板塀もキレイに施工され、庭のプライベート感が
増しておりました。
移植されたビワも生い茂りつつあります。
そして窓際にはお施主様お手製の暖簾が掛けられて、
良い雰囲気となっております。
次回は竣工写真の撮影にお邪魔させて頂く予定です。
シンボルツリーとして選ばれた「黒モジ」も植えられ
M様、これからの成長が楽しみですね。
玄関を開けると広がる通り土間。
右手に庭、左手にリビング、正面には畳の間が広がる
空間。
お引渡しの日の朝の光が差し込み、すがすがしい真っさらな
空気に満たされているように感じました。
これから始まるM様ご家族の船出を祝福しているかのようです。
低めに抑えられたフラット天井には代萩と呼ばれる植物が
設えられた仕上げを用い、自然素材が持つ不均一さが
目にも心地よく感じます。
床は濃い目の茶色にて、落ち着きを持たせつつ壁面には
グレー系の珪藻土を用い、自然素材で包まれた居心地の
良い空間が広がっております。
全体照明はライン照明にてスッキリと納めつつ、
所々に間接照明やブラケット照明などを用いて空間を
演出しております。
大開口から見える庭には樹々が植えられています。
焼杉板塀の施工が完了しますと、黒の下地に樹々の緑が
潤いある景色として広がる予定です。
お出会いしてから1年と7か月程。
最初はリノベーションのご相談でしたが、紆余曲折あり
建替え新築の方針となった時が、今思えば大きなターニング
ポイントでした。
ターニングポイントを迎えたのは丁度一年程前でした。
京都がお好きで、京町家のお店などにも良く足を運ばれる
ご夫妻。
そんな町家のDNAを現代的に解釈し直した空間となりました。
末永くこの空間を愛して頂けましたら、設計者冥利に尽きます。
M様、本日は誠におめでとうございます!
もう少し外構工事が残っておりますが、今後とも末永く
よろしくお願い申し上げます。
お引渡しを来週に控えまして、本日は最後の現場定例の日。
外構駐車場の土間が施工され、外観の完成形に近付いて
参りました。
ダーク系でまとめられた平屋の落ち着いた趣のある外観に
なりつつあります。
リビングに面する庭では、ビワなどの移植や黒モジなどの
新規植栽工事が進められ、既存の庭にあった庭石なども
百戦錬磨の造園屋さんがうまい具合に配置していって
くれております。
内部では木製建具が一通り取付けられまして、いよいよ
完成間近という雰囲気になって参りました。
勾配天井や通り土間、大開口などの空間要素を有する
ゆったりとしたLDK空間が広がっております。
月末にはお引渡し。
フィナーレの曲が流れ始めました。
畳が入った主寝室空間。
黒を基調としたシックで落ち着いた雰囲気に仕上がりました。
天井の化粧梁がワンポイントです。
キッチンハウスさんのキッチンも据わり、こちらも
空間の大きなポイントとなっております。
面材はメルクリオ。
黒の水栓に黒のレンジフードで大人な印象。
通り土間のタイルも貼られ、あとは大開口の建具などを
待つばかり。
シャッターが解放されますと、外部にも同じタイルが
貼られており、一気に空間が広がる予定です。
現場定例も残すところあと一回。
間もなく完成です。
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