通りに面した出格子がこの建物の特徴の一つとなります。
袖壁部分は荒壁パネルと呼ばれる、京町家の耐震特性に
馴染む土を固めた耐力壁の設置が進んでおります。
次回にはそろそろその外郭が建ち現れるかと思います。
今回の工事も大詰めを迎えております。
この土地を見つけられてからほぼ丸一年が経とうとして
おります。
この土地に辿り着く前の時からの計画があったおかげで
ここまでスムーズに来ることが出来ました。
KS様、本日は誠におめでとうございます!
既存の立派な庭を残しつつ、活かしつつ。
明るく快適な生活空間を目指し、木とグレー系の内装
という明確なイメージを実現すべく、ここまで走り抜けて
参りました。
リビングからは再生した庭を眺めつつ、時には縁側でほっこり
出来るような、懐かしくも新しい空間が出来上がりました。
これから新たな生活が綴られて参ります。
KS様、どうぞこれからも末永くお付き合いの程
よろしくお願い申し上げます!
出格子部分の施工がいよいよ本格化して参ります。
横に並びます京町家との連続性を持たせるため
敢えて類似する外観を形成することで、点ではなく
面としての京都の景観を形成して参ります。
しばらく検討しておりました出格子の塗装色も決まり
京都市の景観政策課からもOKが出ました。
あとは出格子の施工完了を待つばかりです。
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