設計当初より、外部や内部の様子をある程度想像しながら進めております。
お施主様が何を望まれているのか。周辺の環境にあった色使いはどんなのか。
季節や天気により見え方はどう変化するのか。年月を経るごとに風合いが
増すのはどんな材料なのか。などなど。
さて、そんな想像や葛藤を踏まえながらも、実現出来る色合いはたった一つ
しかありません。
そのたった一つを決めるべく、本日はTさまご家族と外部廻りの色サンプルを
交えつつ、喧々諤々の検討会をいたしました。
サンプルは多岐にわたります。
基調となる外壁は勿論のこと、屋根・サッシ・格子・塗装色・破風板・軒天・雨樋・水切
などなど。
パーツごとに好き嫌いで判断しても外観はまとまりませんので、ある程度のイメージが
つかみやすいように、パース(完成予想図)を交えながらの検討となります。
メンテナンス性や経年変化も重要な判断要素となります。
そして、色々な角度から検討しましたところ、やわらかな色合いを持つ雰囲気に
仕上がりそうです。
Tさまご家族を包み込み、迎えてくれる外観。
完成はまだまだ先ですが、たったひとつの色合いに向けて つくりこんで参ります!
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