お引渡しから丸一年が経ちまして、本日一年点検に施工者の
神山工務店さんと共にお伺い致しました。
焼杉板や杉の格子、特別誂えの簾など、いずれもキレイな
状態で保たれておりました。
内部は湿度も気温も低めに保たれおりまして、高気密高断熱
の性能が優れていることを実感しました。
また、平面形状により冷気や暖気が流れにくい場所が
あることもお施主様よりご報告を頂戴致しまして
今後の設計にフィードバックさせて頂く、貴重なご意見と
なりました。
静かな光が寝室に射し込んでいるのが、印象的でした。
快晴の朝。
初めてお出会いしたのが、2021年7月。
あれから約2年。
本日、無事お引渡しの朝を迎えることが出来ました。
本計画の肝は「高気密高断熱」の徹底。
写真は床下エアコンのメンテナンス方法の説明の様子。
床下エアコンも初めての経験でしたが、気密にこだわり
C値を0.2以下にすることが必須でした。
結果は0.02にて見事にクリア。
エアコン一台で全館を賄うという断熱計画にも挑戦。
外断熱は勿論、外壁周囲に床下から空気がまわるような
納まりにも挑戦。
換気は第三種換気。
ピアラという特殊な換気設備も初めての導入。
エクセルシャノン製のトリプル樹脂サッシも初めての導入。
全てが初挑戦でしたが、お施主様の知り合いで長野にて
高気密高断熱住宅を長年建てられてこられた方にも
レクチャーを受け、長野まで実際の現場を見学に行き
ノウハウを伝授頂きましたので、ここまで辿り着くことが
出来ました。
施工も高気密高断熱に慣れた工務店さんに手伝って頂き
お施主様の熱意を筆頭に、各エキスパートの方々の力が
結集して、完成を迎えることが出来ました。
NY様、本日は本当におめでとうございました。
これから、建物性能を実体験されるわけですが、また
感想をお伺いに寄せて頂きます。
これからも末永く宜しくお願い致します。
外構の植栽や格子の設置が完了しまして、外部も残すところ
あと僅か。本日は床の洗い出し作業中でした。
内部では障子も入りまして、光を柔らかく拡散してくれて
おります。
壁は全て漆喰仕上げ。
階段踊り場に腰かけてカウンターでPCをするなどの使い方
も可能です。
吹抜けの照明も入りました。
最初に選定したおりました分が欠品中にて急遽選定
し直しましたが、かえってこちらの方が良かったと
思えるほどの丁度よい大きさ。
お引渡しまで残り一週間を切りました。
外観の様子を少し。
焼杉板と杉の軒天、そして左官の出窓で構成される外観。
ここから格子や植栽などが施工されて完成となります。
格子が設置されますとまた雰囲気が変わる予定。
内部では吹抜けの手摺工事が進行中。
ここから横桟が設置されたり、照明や建具が設置されますと
いよいよ完成を迎えます。
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