クロス工事もほぼ完了致しまして、建具の搬入が進んで
おります。
今回はタモの杢目柄を縦使いとしています。
また、昔に使われていた窓枠を加工しまして、今回の建物の顔として
2階正面に設置する作業が進められております。
少しレトロな風合いを持つ木枠は黒漆喰で縁取られ、印象的な外観を
形成する予定です。
2階の廊下から寝室方向を見た写真。
寝室以外のクロスが完成しております。
寝室は建物外観の顔ともなります窓枠廻りの納まりを
待っているところでして、既存の木製窓枠をあしらった
外観となる予定です。古き良き京町家の装いを纏った
住居兼テナントが京都の中心地に出現致します。
こちらは1階住居の通り土間の様子。
洗い出しの床や聚楽壁などで形成し、和の趣を有しつつ
明るい空間となる予定です。
そして1階メインのテナントスペースも徐々に耐力壁などが
形成されつつあります。
まだどの様な業態の店舗に入って頂くかは未定ですが
色々と想像を膨らませて愉しみにしております。
改修棟の2階住居部分の壁クロス工事が進んでおります。
メインとなりますお部屋は珪藻土クロスにてグレー系の
色調にてまとめております。
コンセプトは歴史ある古さと現代のモダンさを融合し、
ニュートラルな世界観を創出する。といったものです。
例えば天井の既存丸太梁なども見せつつ、新たにタモの
羽目板で勾配天井を形成するなど、本物の良さを互いに
活かした空間としています。
1階テナント部分では軒天の杉板貼りが完了し、テナント
内装下地までの天井ボードが完成しております。
これから建具枠廻りの施工が進められていく予定です。
また、1階住居部分の通り土間も壁・天井下地までが
完了しております。
ここから、洗い出しの土間や聚楽塗りの壁などで仕上げが
進められて参ります。
家具の設置や各種木部の塗装工事なども完了しまして、
クロス工事が始まりました。
写真はエレベーターホールの下足収納の様子。
養生の下にはタイルやフローリングが施工完了しております。
まずは壁や天井ボードのクロス下地処理から進められて
おります。
来週にはクロスも貼られた状態を確認することが出来る
と思いますので、愉しみです。
今回は町家のリノベーションですが、あまり和に寄り過ぎず
明るめでニュートラルなイメージとして参ります。
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