本日夕方より建物本体のお引渡しを実施致しました。
物凄い雨の降る中でしたが、建物内でのお引渡しでしたので滞りなく
機器使用説明など順調に進められて参りました。
キッチンメーカーさんによります、キッチンの使い方の説明の様子。
手前には一緒に選ばせて頂きました椅子とテーブルも搬入され
内装の雰囲気と良く合っております。
お出会いしてから約1年半ほどの時間が経過致しました。
はじめはリノベーション案や減築案など色々な角度から計画を進めて
参りましたが、最終的にはスッキリと建て替える方向にてここまで
やって参りました。
長い道のりでしたが、無事カタチとなり、お引渡しを迎えられますこと
感慨深いものがございます。
鍵類のご説明、保証書関係のご説明といった、いつものお引渡しの
流れが滞りなく進められて参ります。
丁度一年程前には、それまで長い間住まわれてきた旧家に仕舞われていた
着物や食器の数々の整理や処分に追われていたとのこと。
あれから一年。この新しい空間が出来上がり、これからまた新たな
歴史が刻まれていくことを思いますと、やはり感慨深い思いに
包まれます。
雨の中、植栽工事も進められ、和室の地窓からはマホニアコンフューサや
木賊などが見える状態となりました。
まだこれから外構工事の仕上げが残っておりますが、まずはE様
建物本体のご竣工、誠におめでとうございます!!
もう少し現場の定例会議もございますので、引き続きまして
宜しくお願い申し上げます。
今回の建物は主にお母様が住まわれるための家の建て替え計画として
1年半ほどの時間をかけて進めて参りました。
建物本体のお引渡しが二日後に迫る中、お子様達からお母様への
「絵画」のプレゼントというサプライズが行われました。
そう、壁に大きく設置されておりますのがその絵画です。
2020年12月の京都新聞に掲載されました小さな写真を見てお母様が
一目惚れされたという絵画。実際に美術館にも足を運ばれるほどの
インパクトだったとお伺いしました。
その夢にまで見た絵画の原画が壁に設置されたのをご覧になられた瞬間の
お母様の感動された様子に、お子様やお孫様はサプライズの成功を確信
されました。
初めてお出会いしたのが2022年の12月ですから、その2年も前から
原画を押さえられていたお子様達に私たちは感動しました。
これだけの絵のサイズですので、勿論、設計時点から設置場所を計画し
施工時点では額縁業者さんと打合せの上、設置方法を検討し、
壁をふかして絵画が壁と面一となるような納まりとしたわけですが
まさかそれだけ長い歴史があるとは知らず、私たちも驚いた次第です。
廻りの色合いとも調和した仕上がり感になったと思います。
外構工事はまだ絶賛工事中ですが、リビングから見える位置に
アオダモが植えられ、人工芝の施工が進められております。
玄関建具にはグラデーションのフィルムシートが施工されている
ところ。
駐車場では洗い出しの施工が完了しまして、オーバーゲートの
施工が進められているところ。
といった感じで、まだまだあちこち施工中といった状態でも
ありますが、建物本体のお引渡しは出来そうです。
お引渡しに先立ちまして、各種機器使用説明が行われます。
主に電気やキッチン、浴室、トイレといった住宅設備機器の
使用方法のご説明となります。
キッチンなどはメーカーにより特色も異なりますので
聴いていても面白く、勉強になります。
今回は主に水廻りやキッチン廻りなどのリノベーション
でしたが、海外の方からのご依頼で新鮮な体験でした。
海外の方とのお仕事は今回が2回目でしたが、前回は
数回現地にお越し頂く形でした。
今回は打合せを全てリモートで行ない、完成を迎えた本日、
現地で初めて直接対面させて頂くという、かつてない
進め方でした。
内装の色や実際の仕上げ材なども写真をメールで送る方法
でしたので、果たしてイメージが伝えきれているかが
心配でしたが、完成形を目にして喜んで頂けまして安心
致しました。
リモート打合せもコロナ以降通常のこととなりましたが
実際に体感することで、世の中の進化を肌で感じた案件
でもありました。
J様には貴重な経験をさせて頂きましたこと、感謝申し上げ
ますと共に、本日は誠におめでとうございました!
今後とも末永くお付き合いの程、宜しくお願い申し上げます。
更地状態となりましたので、建築に先立ちまして、地盤の状態を確認すべく
本日表面探査法によります地盤調査を実施致しました。
現地で調査員の方とお話ししましたところ、良い地盤のようで安心致しました。
結果は数日後に出て参りますが、地盤改良が不要であることを祈るばかりです。
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