建物が強くても、足元の地盤が柔らかいと傾いたり沈んだりします。
そこで、地盤の状況を確認するために調査を行なうわけですが、今回は硬い場所と
柔らかい場所が混在している状況でした。
色々な角度から検討しました結果、今回は「表層改良」という地盤改良方法を行なう
ことといたしました。
地表面の土に硬くなる成分が入った材料を混ぜて地面を固めていく方法です。
混ぜている作業中の様子はこんな感じ。。
黙々と作業は進められ、結構広範囲に、深くまで改良していきます。
この改良方法の場合、混和材の粉が細かくて風が強いと舞い散るので厄介なのですが
今日は良い感じの小雨模様。まさに「雨降って地固まる」状態です。
本体工事が待ち遠しいですが、この作業なしには前に進めませんので、地味ですが
非常に重要な工事内容でもあります。
金曜日に予定しておりました地鎮祭でしたが、台風の接近に伴いまして急遽
予定を変更し、本日執り行いました。
変更の甲斐あって、秋晴れのもとでの地鎮祭となり、厳かながらも気持ちの良い
式になったと思います。
写真は、そんな地鎮祭の一幕。。
参列者全員が神妙な面持ちながらも、無事に良い家が出来上がることを一心に
祈りました。
地鎮祭も執り行われ、いよいよこれから本格着工となりますが、まずは文化財調査で
余計なもの(?)が出てこないことを祈るばかりです。
そして、Tさまご家族のために快適な空間を創りあげて行きたいと思いますので
長丁場となりますが、宜しくお願いいたします。
出来ていく過程も、たのしんで参りましょう!
手帳を見返してみますと、Tさまに初めてお出会いしましたのが昨年2012年の3月10日
のことでした。
思い返しますと色々とクリアすべき点をひとつづつ着実にクリアし、計画性を持ってここ
まで辿り着かれたTさまに感服しております。実に1年半の時間が掛かりましたが、これも
計画のうち。工事契約も済みまして、さていよいよ解体工事からの着手が始まっております。
解体前の様子はこんな感じ。。
長年住まわれてきた思い出が一杯詰まったご実家です。
誰もがそうだと思いますが、解体前はTさまも感慨に耽られたことでしょう。
準備工事期間を経まして、今週初めより本格的に建物本体の解体作業が着手され
ました。
そして、本日の様子はこんな感じ。。
建物本体はほぼ姿を消し、青空がひろがっています。
今度も前のお家に負けないくらい、思い出が一杯詰め込める家にしたいと思います。
まもなく新築本体の着工です!
本日、やや肌寒い中ではありますが晴天の下、実施設計を進めていく上で重要な
データとなります「地盤調査」並びに「敷地測量」が行われました。
調査の模様を心配そうに眺められるTさまご家族の皆さま。皆さまが見守る中、黙々と
作業は進んでいきます。盛土部分は支持地盤面が少し深いようですが、その深度が
どの程度なのかが気になるところです。なんらかの地盤改良をする必要はありそうとの
見解が作業員の方からこぼれます。あまり深度が深くありませんように!と祈る思いで
私も祈る思いで見ておりました。地盤改良に想定以上の費用が掛かりますと、単純に
嬉しくありませんので・・。結果は数日中に出て参ります。Tさま、少々お待ちください。
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