空間工房 一級建築事務所

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設計の流れ

START
企画・提案
約1ヶ月

基本的には、既存もしくは購入された敷地に対しまして設計を始めます。 その際に敷地の測量図が必要となります。 ご用意できない場合は法務局で閲覧できる公図で代用します。 まず、お施主様の御要望(含建築工事予算) 及び、 その敷地に関わる建築法規的条件を基に、 初期段階としまして平面図や立面図を作成いたします。 また必要に応じまして模型・スケッチ等を作成いたします。

(土地購入からのご相談も受付けております)

STEP1
基本設計
約2ヶ月

上記での企画・提案内容がご納得行くものとなりました場合には、 この時点で設計をご依頼頂くかのご判断をいただきます。
ご依頼頂くことが決まりました際には「設計契約締結」をさせていただき、 この時点から設計料が発生いたします。

ご契約となりました場合、作成しました図面をもとに打合せを重ね、より具体的な御要望の内容を図面に反映させていきますと共に、3次元でのイメージが沸き易い様にパースや模型等を打合せ資料に加えていきます。
打合せ方法としましては原則として、お会いして行います。
また、必要に応じ、FAXやメールを使用いたします。
打合せ頻度といたしましては、週1回〜2週間に1回程度が標準的です。
この段階としましては他に構造内容の検証や、必要な設備機能の選定を行いますと共に、外部や各部屋などのおおまかな仕上げ材料(仕様)を選定し、図面化して行きます。
実際の構造計算に際しまして基礎形態等を決定する為に必要となります「地盤調査」(スウェーデン式サウンディング調査やボーリング調査試験等と呼ばれるもの)は原則としましてこの段階で行います。
また、必要に応じまして「敷地測量・レベル測量」もこの段階で行います。

STEP2
概算見積り
約2週間

基本設計で作成いたしました図面を基に、工事費の概算見積りを行います。
概算見積り時点で大幅にご予算をオーバーしました場合は、打合せによりまして図面内容に検討・変更を加え、 予算内に収まるようにいたします。
ここで作成されました基本設計図面内容によりまして、 実施設計を進めていくことを承諾されました場合を「基本設計完了時」といたします。

STEP3
実施設計・確認申請
約3ヶ月

概算見積りが反映されました図面を基に、施工に必要な詳細図面(実施設計図書)を作成いたします。
この段階では具体的な仕様内容 (外装仕様やインテリア・建具関係・水栓器具などの給排水設備器具・スイッチやコンセントの位置・エアコンなどの空調機など)を 順次ご相談の上決定していきます。打合せ頻度としましては3週間に1回程度が標準的です。
作成いたします図面の内容としましては意匠図・構造図・設備図の各図面となります。
上記の図面内容によりまして、工事施工費の実施見積りを取ることが承諾されました場合を 「実施設計完了時」といたします。

また、各行政庁の事前協議の実施。
確認申請図面(役所・確認検査機構への申請図面)の作成を実施設計に則った形で作成し、確認申請業務を行います。この業務は実施設計とほぼ並行して行います。
確認申請の提出から許可が下りるまでは通常の木造2階建て住宅の場合で概ね1ヶ月程度必要となります。
確認申請許可受領時点を「確認申請完了時」といたします。

STEP4
実施見積り・見積り調整
約1ヶ月〜2ヶ月

実施設計段階で作成しました図面にて、施工会社数社での相見積もりを行います。
お施主様ご指定の施工会社がございます場合は、その施工会社のみでの実施見積りとすることも可能です。
実施見積り期間は予算規模により差がありますが、概ね2週間程度必要となります。
出来上がりました実施見積り内容を精査・検討・査定いたしまして、施工会社を選定の上、工事請負契約を行っていただきます。
見積り調整には概ね1ヶ月程度かかるのが標準的です。

STEP5
着工と施工事監理
約5ヶ月〜規模により異なります。

いよいよ着工です。
着工の際には「地鎮祭」を執り行いますのが通例となっております。
工事が始まりますと、私共設計者は工事監理を行います。
工事監理とは、工事内容が実施設計図面の通りに施工されているかを設計者の立場から監理するもので、いわゆる現場監督が行う工事管理の立場とは全く別物です。
原則といたしまして、週1回程度現場にて施工者と詳細な納まりなどの打合せを行います。
構造躯体工事段階では構造図面通り施工されるよう工事監理いたします。
尚、建物の構造躯体が建ち上がった時点を「建物上棟時」といたします。
上棟時には「上棟式」を執り行いますのが通例となっております。

上棟が完了しますと、順次外装・内装工事・仕上げ工事に進みます。
この段階になりますと、お施主様にとりましても実際の空間が把握・イメージし易くなって参ります。
実際の空間を見ながら各種内装の色決めなど細かい点を、お施主様と共に詰めて行きますと共に、建物の防水性能・断熱性能・各種電気や 給排水設備などの機能面が設計図通り施工されるよう工事監理いたします。

STEP6 完成・引き渡し

竣工時には竣工検査(施主検査・設計検査・施工会社自主検査・ 役所や確認検査機構による完了検査・住宅瑕疵担保保証に伴う第三者機関による完了検査)を実施いたしまして、手直し等必要な箇所がございましたら、建物引渡し時までに施工会社さんに是正工事を行って頂きます。
以上、各種竣工検査並びに是正工事が完了し、建物をお引渡しした時点を「建物竣工時」といたします。

AFTER
アフターケア
竣工以降のご相談やアフターケアにも
協力させていただきます。
竣工後、不都合な点や新たな御要望が生じました場合は施工会社と連携し、充分なアフターケアを行います。
また、竣工後には1年点検・2年点検を施工会社と共に実施いたします。
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