本日は宇治田原市にある鉄骨工場までやって参りました。
目的はC棟鉄骨の製品検査。実際の鉄骨柱や梁が規格で定められた誤差範囲内で
製作されているかどうかを確認したり、溶接が強度を担保できているか超音波で検査
したりいたします。
今回は全4棟の初陣を飾りますので、全ての意匠設計者(5人)と構造設計者総出で
確認に参りました。
写真は巻尺で原寸を計っているところ。ちなみに全体に赤い色をしているのは
鉄骨の錆び止め塗料の色です。
検査は無事大きな問題もなく、引き続き現場へ・・・
鉄骨工場で見てきた柱が、写真のボルト部分に設置されるわけですね。
C棟は鉄骨が来る準備を整えております。ようやく地上に出られます。
そしてD棟では、土間スラブを形成するための型枠が施工中。。
着々と進んでおります!
C棟では土間のデッキスラブの上に土間配筋が施されております。
この土間コンクリートが打設されましたら、いよいよ鉄骨の建て方が始まります!
が、まだもう少し時間は掛ります。
そしてD棟でも地中梁のコンクリートが打設されまして、スラブ型枠を張っていく
段取り中。。
非常にスケール感のつかみにくい写真で恐縮ですが、深さは軽く2mを超えております。
これまたC棟と同じ工程を進みますので、地上に出るのは年末頃となる予定です。
本日は趣向を変えて、俯瞰写真を少し・・
あれ? 何も進んでいない?!
といった感じの写真ですね。遠くから見るとまだこのような感じで、何が進んでいるのか
皆目検討も付きません。
が、近づいてみますと・・・
C棟では地中梁周辺の埋め戻し工事が完了しております。
同じくD棟でも基礎工事が続いておりまして・・・
地中スラブが完了。現在は地中梁の型枠工事が進行中です。
まだもう少し基礎工事が続きます。
本日も防火水槽の配筋検査が消防検査員の方により実施されました。
ノギスで鉄筋径を測られたり、ピッチをスケールで確認されたり、抜かりなし。といった
検査内容でした。
無事合格いたしまして、D棟は地中スラブの段取りへと移っていく予定。
そして、C棟では地中梁のコンクリート打設が完了しておりまして・・
周囲の埋め戻しを待つ状態に至っております!
なかなか地上に出られませんが、何事も土台/基礎をおろそかにしてはいけません。
木と同じで、高ければ高いほど地中深くに根(基礎)が入っているわけです。
写真の所々に見えるプレート状のところに鉄骨柱が乗っかります。
それまでに終えなければならない工程は、まだまだございますが、本日は
このような感じでした。
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