年明け最初の現場確認となります。
昨年末から作業が進められておりました瓦工事も大屋根が完成しております。
熨斗瓦や棟瓦、鬼瓦類もシンプルなものとすることで、全体にスッキリとした
印象に仕上がっております。
軒樋などはこれから設置となりますが、大屋根はこれにて完成です。
瓦屋さんは只今玄関の顔ともなる軒庇の作業に移られております。
また外部廻りでは左官下地のそのまた下地となります木摺の施工が進められ
ております。
この上に防水の役目を果たすアスファルトフェルトを貼り、モルタルの接地が
良いように波ラスと呼ばれる金網を貼り、モルタルを2回塗り、仕上となる
左官材を塗って出来上がりとなります。仕上げまでまだ少し先は長いですが、
順調に進んでおります。
そして本日は主に電気や設備の配線・配管ルートの検証や建具枠の納まり
詳細などを打合せまして現場を後にしました。
それにしても寒いっ!という季節になって参りました。
年の瀬も押し迫りまして、本日は年内最終となる現場定例会議を開催
いたしました。
現場では小雪がちらつく中、瓦屋さん4~5人が作業を進められて
おりました。
一文字瓦葺きですので、軒先が非常にスッキリとした印象に見えますね。
鼻先部分には軒樋がつきますので、この状態が見られるのも工事中のみ
の貴重なシーンでもあります。
そして下屋部分にも瓦が葺かれますので、瓦屋さんが手待ちとならない
ように下地が組み始められました。
写真は玄関上部の軒先。準防火地域ですので軒裏は不燃材が原則ですが
ファイヤーストップを設けると木の現しも可能なことから、玄関廻りは
化粧垂木+化粧野地板とする納まりです。
内部では大工さんがサッシの取付けなどを行なっておられ。。
2階のセカンドリビングにもサッシ枠が取り付けられました。
2階の軒の出も1350mm程度ありますので、それを支持する垂木が細かい
ピッチで入っているのが良く分かります。
次回は年明け。これから決定すべき事項が盛りだくさんとなって参りますが
これからがますます楽しみになって参りました。
構造用の金物類も設置され、耐力壁の施工も完了しましたので
本日は確認検査機構や住宅保証機構の方々によります中間検査を
実施いたしました。
写真手前が確認検査機構の検査員。奥の左手が住宅保証機構の検査員と工事
部長。奥の右手が構造設計事務所の方。といった具合で、色々な方に様々な
角度から確認をいただきまして、無事合格いたしました。
一安心といったところです。
そしてそんな検査中も現場は休むことなく工事が進められておりまして
外壁下地のさらに下地となります通気層を形成するべく通気胴縁の施工が
進んでおります。
サッシの設置も進められており、少しづつですが確実に前進しております。
先週に続きまして、屋根瓦葺きの段取りが進んでおります。
今日は天候も良く、風も穏やかでしたので屋根の上にあがって状況確認
いたしました。瓦桟が打たれ、瓦も屋根の上に運ばれ、これから本格的に
作業が始まるといったところです。
手前では大工さんが屋根開口廻りの下地を作成中。この部分の納まりが
少しややこしいですが、日当たりを効果的に取り込みつつ雨仕舞を機能的
に納めるべく、奮闘いただいております。
そして軒裏廻りの施工も進んでおりまして。。
軒天化粧材が施工されております。
準防火地域ですので、不燃材料となります。今回の軒の出は1350mm。
結構な出幅ですが、これが夏の陽射しや雨から建物を守ってくれる装置と
なります。
年内の作業も残すところ僅かですが、屋根仕舞いまで完了して新年を
迎える予定です。
そして次回は中間検査を実施いたします。
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