地盤改良も終わり、杭の養生期間を終えて基礎工事に移っています。
現状は設備の配管を先行すると共に、割栗と呼ばれる石を敷き詰めて
さらなる地盤固めを行っている状態です。
地味な作業ですが、石の種類や並べ方、敷き厚、設備配管のチェック、
などなど・・・ 確認する項目は多々あります。
なかなか上に上がってこないので、目には遅々として進まぬ状況ですが、
現場チェックの他、構造材やサッシ、ディテールなど机上での打ち合わせ
は山ほど有るので、一つ一つ解消していきます。
日暮れを目前に、ほぼ上棟を迎えました!
写真は庭側からの見上げですので、街行く人には決して見えない「レア」な角度のもの。
黄昏の空をバックに「建ちあがった」感を感じましたので、撮ってみました。
今まで図面という2次元でしかなかったものが、この世に出現した瞬間です。
これから何十年という年月を建ち続けてくれることを強く祈りつつ、一つ一つの部材が
組み上げられていく様子をジッと眺めていました。(決してボーっとではありません)
明日の昼過ぎからは雨模様のようですので、それまでに屋根野地板とアスファルト
ルーフィングまでできれば御の字です。
少し高い2階からの眺めは爽快でした。。
今週末はお施主様を交えての上棟式の予定です。
内装のボード下地も着々と進み、下地で残すは1階の天井・壁の一部分のみとなって
参りました。外部では足場も外され、外観の全貌が露わになっております。
さて、写真は「光の道」と命名しております空間を1階から見上げたところです。
屋根に取り付けられた天窓が見えておりますが、最終的には勿論「ロフト床」
「2階床」と2つの床が挿入されます。
床を支える素材は先日決定したところなのですが、仕上げ材といいますか
床材といいますか、その部分を「透明」とするか否かをお施主様が只今猛烈
に検討中/思案中です。
キズやプライバシーなどのハードな面から、光の落ち方や夜の雰囲気のソフトな
面に至るまで、一つの要素に託される想いは、非常に重いわけです。
いや、シャレでもなんでもなく。
さて、「原型」がどのような「完成形」に向かうのか、どうぞご期待ください!
小屋裏に設置されたコボット筋交い補強金物をかわしつつ、天井勾配成りに天井下地
の木工事が進められています。既存屋根下地と新規天井下地の間に出来た空間には
この後、断熱材が充填されていく予定です。
昔の住宅には「断熱材」というものは存在しておりませんでしたので、これで少しは居室
の熱環境が良くなる予定です。
見えている丸太の梁は、これまで天井裏に隠されておりましたが、今回は表に出て頂く
こととしました。空間の力強いアクセントともなる予定です。
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