解体作業が進んでおりまして、1階の床廻りの下地も
なくなりつつあります。
写真は玄関ホールからキッチンとなる方向を見た所。
垂れ壁などはこれから必要に応じて撤去が進められる
予定です。
キッチン上部の天井もなくなり、2階と素通しになった
状態です。
右手の吊り押入れなどは和室側から使う予定ですので
そのまま残しております。
外壁側の木摺下地も露わになりましたが、比較的健全な
状態です。
ダイニングとなる部分も床下地が撤去された状態です。
建具関係は再利用致します関係で、欄間や鴨居は残った
状態。
床の不陸を直しながら、今後下地が再形成されて参ります。
和室からダイニング越しに中庭を見た様子。
庭の設えも今後手を加えていく予定ですので、見え方が
また変わるかもしれません。
昔ながらの町家に見られるように、この建物も階段が
二か所にあります。
そのうちの一つが面する外壁に雨漏れの形跡が見られ
ましたので、その辺りは外壁から補修を施して参ります。
解体工事が間もなく完了しまして、いよいよ基礎廻り
から新たな工事が始まります。
天候との兼ね合いがございましたが、無事三次掘削まで
完了致しまして、設計根切底の確認が出来る状態と
なりました。
深さ約6m。そのうち半分程度はコンクリートの塊(基礎)
となり、建物の倒れ止めの重しとなります。
地下の伏流水が出ておりますので、水中ポンプ2台にて
水を排出しております。
コンクリート基礎の施工が進みますと、ポンプを引き上げて
蓋をする予定です。
地下深度6mからの世界。地上を見上げますと建物2層分以上の深さが
あります。
いよいよ躯体工事が進んで参ります。
お引渡しは完了しましたが、お引越しはまだ先ということで
本日竣工写真の撮影にお伺い致しました。
梅雨に入りましたが、本日は撮影日和で助かりました。
まだ家具が入っておりませんので、生活のイメージが
分かりにくいかもしれませんが、スッキリとした状態も
レアですので、これはこれで貴重です。
お昼の部が順調に撮影出来まして、続いて夜の部。
玄関の様子も少し。
飾り棚を兼ねた下足収納は杉材で構成した建具にて
和の落ち着いた表情となっております。
右手の扉がサービスルームとなっておりまして
コート掛けや大容量の下足収納、ミニキッチン、トイレ
といった諸々が納まっております。
夜まで天気が持ちまして、夜景も無事撮影することが
出来ました。
完成しましたらまたアップ致しますので、どうぞお楽しみに!
本日は台風接近に伴い大雨ということで、掘削作業はお休みでしたが
毎週の現場定例会議は予定通り行ないました。
掘削も残すところ6~70cm程度のところまで進んでおりますので
あと2~3日程度で掘削完了予定です。
現場定例では主に設備の配管ルートの検討などを図面を交えて
行ないまして、お施主様に方針を確認しながら有意義な打合せ
となりました。
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