地下の掘削作業が完了致しまして、捨てコンクリートが
打設され、基礎の配筋工事が進められております。
周辺の土が崩れてこないように、切梁と腹起しと呼ばれる
鉄骨の梁が設置されています。
それら鉄骨と干渉しないレベルまでコンクリートを打設し
切梁を撤去後にまたコンクリートを打設する、という作業が
今後繰り広げられます。
今回は、その1回目のコンクリート打設前の配筋状況を
確認致しました。
鉄筋の直径やピッチ、定着長さや継手長さなどが設計図書
通りに施工されていることを確認致しました。
建物の倒れ防止のため、今回は基礎コンクリートのボリュームが
大きいものとなります。
これから工事は徐々に地上へと向かって参ります。
根切が完了しまして、昨日捨てコンクリートが打設され
本日、建物位置の墨出し作業が行われておりました。
施工する上で実際の建物位置の墨と同時に、1m逃げた
位置にも墨が打たれていたりします。
相変わらず湧水はコンスタントに出ておりますが、今の
ところ揚水ポンプによりまして、捨てコンクリートが
水で覆われることなく、作業は順調に進められております。
これから基礎の配筋工事が進められて参ります。
まずは地面の掘削工事から始まりました。
支持地盤となりますレベルの根切底と呼ばれる地質の
状態がボーリング調査通りであることの確認や、設計GL
レベルから根切底の深さが設計通りであることの確認
などが主な監理項目となります。
いずれも問題ないことを確認致しまして、次の工程へと
移って参ります。
これから基礎の配筋工事が順次進められる予定です。
基礎工事に先立ちまして、給排水設備関係の工事が
先行して行われております。
配管関係は鉄管などが入っておりましたので、全て
樹脂製の配管にやり替えて参ります。
解体作業もほぼ完了しまして、懸念事項だった2階の
一部床を下げる予定箇所も無事下げられることが確認
出来ました。
貴重な収納場所となる予定です。
屋根の小屋組みも露わとなりましたので、天井の形状や
照明器具の設置方法などを頭の中で一部組み立て直し
まして、これから具体化して参ります。
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