写真は2階リビングの様子。
天井にナラの羽目板が施工され、随分と完成形に近付いて
参りました。
開口から見える新築棟の蔵的外観も良い風景となってくれて
おります。
また、1階テナントスペースの軒天にも杉板が貼られ
まして、素朴で味わいのある空間に仕上がりつつあります。
テナントと居住空間を隔てる1階天井裏=2階床下には
防音と断熱も兼ねてグラスウールの施工が進められて
おります。
少し完成形が見えて参りました。
10月に入ってもまだ気温は高いですが、空は秋の空になりつつあります。
さて、建物本体がほぼ完成致しまして、お施主様も久々の現場確認の日。
玄関扉の電気錠操作方法の確認やポスト設置高さの検討などを行いました。
内部では床の養生が外され、正面奥にも大開口の木製建具が設置
されております。
照明を消してみて、日中は外部からの日差しのみで十分生活が
出来そうなことも確認されておられました。
壁面には造作の本棚が施工されております。
写真は玄関入った正面に見える階段の様子。
安全性を確保しつつ、シンプルでスッキリとした
印象の階段となりました。
あと二週間程で外構工事も完成し、間もなくお引越しを
迎えます。
上棟から二日。本日は現場にお施主様もお越し頂きまして
第一回目の現場定例会議を実施致しました。
主に外壁など外部廻りの色を検討・決定したり、セキュリティ関連の
お打合せをさせて頂きました。
現場は上棟時から進みまして、軒下地の施工なども進んでおります。
写真はリビング前の縁側の軒下空間の様子。概ね1.5m程の軒の出が
ありますので、雨の日でも窓を開放して過ごすことも可能です。
また今回はお施主様のご要望にて制振ダンパーなるものを採用
致しました。
制振ダンパーなしでも耐震等級が最高位の3を確保しつつ
更に制振ダンパー付きと致しました。
2階に上がりますと景色が広がり、視線の抜けが所々に見られますので
開放的な印象となっております。
外構工事が少し残っておりますが、建物本体が完成を迎えまして
本日、第三者機関によります完了検査を実施致しました。
立面図と照合されている検査員の方の様子。
各立面と図面に齟齬がないかを確認されたり、内部の24時間換気
の設置や住宅用火災警報器の設置などを確認され、無事合格と
なりました。
今回、1階はほぼ全域がタイル貼り。壁と天井はペンキ仕上げ
という大胆かつシンプルな仕様となっております。
照明もダウンライトをメインに一部間接照明を用いながら
シンプルな照明計画となっております。
正面に見えるのは造作のTVカウンター。こちらもシンプル
さが特徴となっております。
南向きの開口は木製建具にて大開口を実現しました。
軒天には杉板を用いることで自然の風合いある表情を
醸し出しております。
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