土間コンクリートの養生期間を経まして、現場では大工さんの作業が
始められました。
躯体の立ち(水平・垂直)を確認しながら、まずは床組と間仕切り
位置の確認などが進められました。
そして本日は主に窓開口位置・高さの最終確認を行いまして、順次壁に開口
が開けられていく予定です。
開口が開けられることで、これまでよりも数倍明るく、そして風通しも良く
なる予定ですが、同時に外部からの視線も入ってくることとなりますので
目隠しとなる格子の位置も重要となって参ります。
その辺りも検討しつつ、今後の工事状況を確認したいと思います。
地面からの湿気があがってくるのを防ぐため、防湿シートを敷き込んだ上に
防湿のための土間コンクリートを打設いたしました。
まだ完全には乾いておりませんが、そおっと乗る分には大丈夫。
というわけで、中に入りまして、構造家も交えて本日は構造の補強箇所や梁の
撤去箇所確認・天窓位置の確認などを行いました。
これから外壁に開口が開けられていきます一気に内部が明るくなる予定です。
一方で道路際の解体後の様子を鑑みまして、格子の仕舞いや色の検討を進める
必要が出て参りました。
キレイに仕上げることは勿論ですが、キレイに保てる仕舞いを目指して
検討を進めたいと思います。
今回は大正時代に建てられた納屋を子供室に改装する計画です。
昨年来計画して参りましたが、いよいよ着工の運びとなりました。
年明け早々ではありますが、まずは解体工事から着手されまして
解体前の様子はこのような感じでした・・
増築と思しき部分を撤去いたしまして・・
前庭の空間や道路際のスペースが開放され、建築当初の姿に戻された感じと
なっております。
ここから開口箇所の追加や外装の手直しなどを進めて参ります。
また内部も躯体のみの状態となりまして・・
約90年超の時間を経て新たな空間、使い方へと変貌を遂げていくことと
なります。
木部の一部で腐朽が見られますものの、殆どは健全な状態が維持されており
木造の強さを改めて感じた次第です。
さて、4月の完成に向けましてどの様な空間に生まれ変わりますか、
乞うご期待です。
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