1階天井=2階床下地となる部分が全面貼替られました。
いわゆる大和天井という仕上げの方法。
既存の梁と良く馴染んでおります。
水廻り部分の外壁にもダイライトと呼ばれる不燃下地材が
施工され、上から透湿防水シートが施工されております。
そのうえには焼杉板が施工され、外壁が形成されて行く
予定です。
リビングから見える部分にもなりますので、風情や趣を
大切にしたいと思います。
1階の天井を現し仕上げとするにあたり、新しく張り替える
床材を塗装したサンプルを4種類ほど作って頂きました。
分かりにくいですが、テープの張ってある板がサンプル。
既存梁の色に近いものを選定致しました。
界壁部分は防音仕様を予定しております。
写真はその下地段階のもの。
歴史を感じる壁ですが、防音のため塞ぐ方針です。
1階は改装工事中!と言った感じですが、2階はまだ
嵐の前の静けさ、といった様相。
静かな光が空間を鈍く光らせております。
床上げや梁補強が進められているところです。
防蟻処理が施されますと、床下に断熱材が施工され
床下地も本設となります。
今は全体的に白が目立つ空間ですが、最終的には・・
このような雰囲気になる予定。
この写真は2階の和室床の間の様子です。
2階はまだ手つかずの状態ですが、断熱材達はスタンバって
おります。
断熱や構造など、まずは建物の基本性能を上げる工事
が続けられます。
階段室の様子。
現在、既存の階段は撤去され、架け替えられますが
建築当初から変わらずにある土壁が、長い歴史を語って
いるかのようです。
階段架け替えに伴いまして、これらの壁も新たに中塗り
仕上が施されますので、この様子も貴重な一コマとなります。
また、足元では大きく破損が見られる壁もあり、破損に
伴い湿気などで悪くなっていた柱も根継ぎなどの大工さん
の技術を駆使して入替えが行われつつあります。
今はまだ、このような地道な作業が続きますが、また
次の数十年を快適に過ごしていくためには必須の作業
ですので大工さんの努力が続きます。
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