今回、床材に用いますのは和歌山の杉。
無節の床板です。
最終的にはDIYにて濃い目の茶系に仕上げていく予定です。
写真は2階の様子。ちょうどフローリングが貼りはじめられた
ところです。
そして1階では既に貼り終わっている状態。
凄く早い印象です。
工事は着々と進んでおります。
ユニットバスが設置され、着実に完成形へと向かって
おります。
これまでタイル貼りでかなり狭めな浴室空間でしたが
これだけでも随分快適になるはずです。
そんな水廻りの外壁は焼杉板にて形成され、風情を
損なわず、和の趣ある空間に仕上がりつつあります。
リビングから見ますとこんな感じに。
開口は木製からアルミ樹脂複合サッシに入替えられ
快適性も向上しつつあります。
1階では床や天井廻りの工事に目途がつき、壁廻りの
工事へと移行しております。
垂れ壁をなくすことも可能ですが、既存の雰囲気が残る
エリアは建築当初の様子を出来る限り残す意味でも
垂れ壁を再現しております。
一方で、面影の残らない水廻りなどは機能的に出来る限り
快適になるように設えております。
とはいえ、全体を通して昔ながらの町家の雰囲気を
大切にした空間を目指しております。
そしていよいよ2階部分も工事が開始されました。
既存の梁を見せる方向で、勾配天井として歴史の
重みを感じつつ、天井の高い寝室空間に仕上がる予定です。
1階天井=2階床下地となる部分が全面貼替られました。
いわゆる大和天井という仕上げの方法。
既存の梁と良く馴染んでおります。
水廻り部分の外壁にもダイライトと呼ばれる不燃下地材が
施工され、上から透湿防水シートが施工されております。
そのうえには焼杉板が施工され、外壁が形成されて行く
予定です。
リビングから見える部分にもなりますので、風情や趣を
大切にしたいと思います。
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