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京都市KT邸<竣工>

12.01.28 Saturday

なつかしの・・

京都市KT邸SK

「新しい家を建てるときに、絶対に欲しいと思っていたベスト3の内の一つです。」

とは、設計段階のお打合せでお施主様の奥様が仰っていた言葉です。

それがコレ。いや、まだまだ下地の段階なので何なのかは良く分からない感じ

ですが、いわゆるSK(スロップシンク/多目的シンク)というやつです。

仕上げは、昔の小学校や幼稚園の流しでよく見かけた「人研ぎ」という仕上げ。

人工大理石をモルタルに混ぜて塗りこみ、研いで仕上げるというアレです。

イメージが湧かない方も多く居られると思いますが、仕上がりをご覧いただければ

「なつかし~」という感じになるハズです。

その「なつかし~」仕上げに、もう一工夫。その一工夫こそが「ベスト3」に入る対象

です。残念ながら、ベスト3の残り2つを聞き忘れておりますが、今度機会を見つけて

聞いて見たいと思います。。まだ聞いておりませんので、残り2つは設計に組み込ま

れていないような気がしないでもないですが・・。

さて、その他の工事としましては、足場も外れ外観が顔を出しました!

内部では家具や左官や建具やクロスの工事が一挙に進められております!

それらの様子は、また次回にご紹介したいと思います。

京都市KT邸<竣工> | by muranishi | comments(0)
12.01.21 Saturday

仕上げ直前の段階です

京都市KT邸仕上げ

外部では外壁左官仕上げもほぼ完了しております。予定では、本日足場の解体を

行なう工程となっておりましたが、あいにくの天候につき、数日延長となりました。

さて内部ではボード下地、フローリング、キッチンの設置などなども完了しまして

本日は巾木(床と壁が出会う場所)の塗装工事が進められておりました。

これから下地処理が成され、左官やクロスの仕上げ工事が怒涛の如く進行する

わけですが、本日は嵐の前の静けさといったところでしょうか。

これまでも一週ごとに現場の様子が変化してきたわけですが、いよいよこれからは

その最終仕上げ段階となって参ります。

お施主様と共に選んだ仕上げ、色、金物、カタチなどなどが実際の空間に収斂して

いく様子を見れますのは、この瞬間だけです。

この瞬間が一番楽しみ/楽しめる。かもしれません。さて、次回はどんな様子に

変わっている/進化しているのか、お施主様同様、私も今からたのしみです。

京都市KT邸<竣工> | by muranishi | comments(0)

京都市KT邸太陽光発電パネル

写真の通り、南向きの屋根全面に太陽光発電パネルが取り付けられました。

京都市は景観条例の規制も厳しく、場所によっては設置可能なパネルの色まで

指定されることがあります。

そうです、太陽光発電パネルの色はメーカーによっても違うのです。主に多結晶

のガラスパネルか単結晶のものかによって、青味がかったものと黒に近いものに

分かれるのですが、厳しい地域では「黒」しか認められなかったりします。

おまけに、パネル同士の繋ぎ目が写真のようにシルバーの場合はNGなどという

ことも指導されたりします。

今回の地域は、写真のパネルにて京都市より承認が得られました。

この設置枚数で合計3.45Kwの発電が見込まれます。一般家庭であれば必要充分

な発電量だと考えています。

あとは、ちゃんと発電することを祈るばかりです。。とお施主様が仰っておりました。

大丈夫ですよ!きっと。

京都市KT邸壁掛けフック

さて、内部では何やら楽しげな金物(壁掛けフック/ウォールアート)の取り付け位置

が検討されております。これはお施主様が探してこられた一品/逸品。

玄関を入った正面の壁に取り付けられる予定です。ご家族や来られるお客様を

ユニークにお出迎えする仕掛けです。これまた出来上がりの楽しみが一つ増え

ました。

写真左手では密かに格子も設置されていたりします。

本日、内装の詳細(色など)がほぼ全て決定しましたので、あとはゴールを

目指すのみ。残り一月半。佳境。突入。です。

京都市KT邸<竣工> | by muranishi | comments(0)
12.01.07 Saturday

床暖房工事

京都市KT邸床暖房

2階のフローリング工事も完了しまして、1階ではフローリングの施工前に床暖房工事

が開始されております。床暖房の仕様は電気フィルム式の床暖房。遠赤外線で体の芯

からポカポカと温めてくれるというものを採用しております。フィルム自体は厚み1mm未満。

非常に薄くて施工性にも優れております。

床暖房の仕様も挙げだすと色々ございます。大別するとガス式と電気式に分かれるわけ

ですが、オール電化住宅ですと必然的に「電気式」を選択することとなります。本住宅も

オール電化住宅。各メーカーが出しているイニシャルコストやランニングコストを比較検討

しながら、そして安全性なども確認しながら一つのメーカー商品に絞り込んでいくわけです。

今回選択しましたのはT社の製品。

写真は床暖房本体を設置する前段階の電気配線の状態です。

敷設が完了しますと、いよいよ1階もフローリング工事が始まる予定です。

そろそろ現場も「佳境」を迎えつつあります。

京都市KT邸<竣工> | by muranishi | comments(0)
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