玄関の網代天井が施工中。ジョイント部分と網代の割付をどうするかを現場で検討。
訪れた人が最初に招かれる場所ですので、納まりや見せ方の検討を慎重に慎重に。
そして外部では外壁のモルタル下塗りが進められております。
さらに廊下では肥松のフローリング施工がいよいよ始まりました。
あちこちが大きく変化しようとしています。
階段の施工が完了いたしました。
この階段の前に格子や照明がつくと完成も目の前となります。
広縁の天井に設けられたゴマ竹にも替折釘が打たれ、黒部へぎ板の網代天井が完成。
キッチンの背面収納も設置が完了し、完成へ向けて着々と進行中です。
廊下の天井が完成。材料は霧島杉で、杢目の細かさが特徴ですが、今ではなかなか
入手できない代物。
長いお付き合いをさせて頂いている銘木屋さんに眠っていたものを目覚めさせました。
なんとも言えない風合いで、見飽きません。
写真は敢えて長手方向に天井を貼り、美しい杢目の連続性を堪能する納まりとしました。
水廻りを隔てる壁に流水文様の下地窓が設置されまして、左官の塗回し仕上げを
待つばかりとなりました。
あちらこちらに目移りするような仕上げ・仕掛けが施された贅沢な空間が
出来上がりつつあります。
主寝室の腰壁には竹をあしらい、天井の葦と相まって線が協調された空間となります。
床には手斧仕上のフローリングが控えておりますので、この養生がめくられる日が
待ち遠しいばかりです。
残すところ建物の完成まで2か月弱。
これからも怒涛の仕上げ工事の日々が続きます。
1階ブラックチェリーのフローリング工事が開始されました。
落ち着いた良い風合いのフローリングで、オスモカラーのつや消し仕上となっております。
廊下の一角には飾り棚が設けられ、その壁には流水模様の下地窓を設置する計画と
なっております。
写真はその下地窓の高さを検討しているところです。
全体のバランスを考えつつ、現場で決めていくのが重要とも言えます。
庭に面する大きな開口部には木製建具を設置するべく、建具枠の設置も進められて
おりました。
なかなかダイナミックな開口になりそうです。
そして現場を後にしまして、玄関に設置する沓脱石のイメージを固めるべく
石屋さんに足を運びました。
イメージに近いのは写真のような鞍馬石。
名称通り、京都の鞍馬で採れる石ですが、最近では希少となっているので、限りある中から
選定していく必要がございます。
相手は自然石ですので、思う通りの姿カタチを望むのは難しいのですが、それでも諦めずに
理想の姿を求めていきたいと思います。
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