アチラコチラで外部廻りの工事が着々と進められております。いわゆる外構工事。
その中でも特に力を入れているのは、座敷の縁側越しに繋がる石庭。
広さは10帖程度。『石庭』という位ですから、この庭には『石』しか存在しません。
四国で採れる青石という石をメインに、白玉砂利と白川砂利にて作庭していきます。
4月中頃に選びに行った石が、本日現場に運び込まれまして、その配置の仕方を
造園業者さんと、あーでもない、こーでもない、と思案しながら進めて行きます。
バランスを見ながら、それぞれの高さを見ながらの作業です。石は人力ではとても
動かせない重さがありますので、専用の吊り上げ道具を駆使しながらの作業。
実は座敷からだけではなく、90度振った主寝室からも見ることが出来ますので
どちらからも良い見え方にする必要があります。
例えは大袈裟ですが、丁度二条城の黒書院と白書院からの庭の見え方と同じ
なわけです。
そしてこの庭に一つの仕掛けを施しました。竜安寺の石庭のように、見る場所を
変えていっても常に1つの石が隠れるという仕掛けを。
その一つは「心の眼」で見るそうです。
さて、そんなこんなで工事も残すところ1ヶ月を切りました!完成形をご覧になり
たい方はコチラの案内をご覧くださいませ。
内装の仕上げ工事もほぼ完了しまして、造作家具や木製建具、照明器具や設備機器
などがこの一週間で一気に取り付けられました!
中でも目立つのは、この薪ストーブ。リビング空間のど真ん中に鎮座しておりまして
存在感を思いっきりアピールしておりました。
背景にはバーベキューテラス越しに芝生の中庭が広がる予定です。
そしてそして、薪ストーブの後ろには、待ちに待った木製サッシが入りました!
このサッシは、リビングと中庭をつなぐ開口部。フルオープンにしますと、実に間口7m
の大開口が広がります。
床の養生も外されまして、これからいよいよ仕上げの塗装工事が施されていく予定です。
ほぼ完成では?という感じですが、まだまだ工事は続くのです。。
でも、完成が凄く近くに感じられた一日でした。
本日朝一番に、石庭に設置いたします「石」を選定しに造園業者さんのところへ伺い
ました。色々な色やカタチ・大きさの石達が、地面にゴロゴロと置かれているのです
が、イメージは「竜安寺の石庭に使われているような石」。その画像をタブレット端末
で造園業者さんや現場監督さんに見ていただきながら、アレでもないコレでもないと
探していきました。
そして無事それらしき色・カタチ・大きさの石を見つけることができました!
その後植栽関係も一通り見せていただきまして、一路現場へ。
現場では内装工事が最終コーナーを曲がって、最後の直線に入ったところといった
感じです。いわゆる佳境です。
写真はエントランスホールとリビングを隔てる石の壁。内と外とをも貫いております。
一気に内外の繋がりが生まれ、広がりが出てきた印象を受けました。
左官工事などもほぼ完了しておりまして、家具屋さんが造作家具やら木製建具やら
を取り付けていっている最中でした。
完成まで残り約1ヶ月。本当のラストスパートが始まりました!
足場が外れました。と同時に外構工事が始まりました。
外構工事と一言で言いましても、敷地境界フェンスや植栽(シンボルツリー・中庭の
芝生など)やアプローチ脇の荒土壁。御影石やインターロッキングの床。車のゲート。
人の門扉。などなど、項目を挙げるだけでも結構多岐に渡っております。
そんな中、中庭前のバーベキューテラス床のタイル仕上げ工事が始まっております。
職人さん3人が、よってたかって?タイルを張っていっておりました。ので、朝現場に
訪れた頃の様子は写真の通りですが、昼過ぎ現場を後にする頃には、タイルが張り
終わっておりました!はやっ!(まあ、目地詰めなどは残っておりましたが・・)
そして内部では、左官やクロス工事が着々と進められ、一部家具やキッチンも設置され、
完成が近い感じになって参りました。
次週は本格的に家具や建具の一部が設置されますと共に、外壁に使っております石調
タイルが内壁にも貫通するように張られていく予定です。恐らく次週も見所満載の感じに
なることと思います。
あっ!次回は石庭に使う石を選定しに、造園業者さんのところにも足を伸ばす予定です。
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