現場は急ピッチで進んでいます。

梅雨の割には雨が少なく、晴れ間の内に外部の仕舞いを早く完結させようと、皆さん一生懸命に作業をされていました。

金属板屋根が完成し、一安心です。上の写真を撮る際、職人さん「あっ、ちょっと待って。ヘルメット被らんと怒られるねん。」。

いやいや、安全のためにいつも被ってくださいね。暑い中、本当に頭が下がります。ばらしてしまってごめんなさい。。。

そんなこんなで今回の確認・検査項目は膨大で大忙しでしたが、あめりか屋さんのTさんのしっかりとした管理のお陰で何の問題もありませんでした。

ちなみに本日の確認作業はざっと以下の項目でした。

屋根の防水シート貼り、断熱材、外壁下地合板貼り、構造用金物設置状況などなど・・・

設備や電気の打合せ、建築の納まり打合せなども合わせて丸一日現場詰めで大変疲れましたが、とても充実した一日になりました。

来週はいよいよ確認検査機関による中間検査です。

もちろん問題は一つも無いのを確認していますので、後はしっかりと検査していただき安全であることにお墨付きを頂きたいと思います。

下の写真は、N様からの大事なご希望のひとつである格子です。

光と影を織り成す空間として要所要所に設置されます。最もきれいにみえる材の寸法やピッチが鍵となります。掃除のことや丈夫さなどを考慮しながら検討しなければなりません。失敗は許されませんので、検討用に忙しい中作成して頂きました。

ありがとうございました。目一杯活用させて頂き、良い空間にしたいと思います。

本日、台風２号が迫る雨の中、無事滞りなく上棟式を執り行うことができました。

待ちに待った上棟式に、元気なお子さん達は完成を待たずに早速家中を走り回りながら、

ボールを蹴りながら楽しそうにはしゃいでいました。

その後、Nさまからおもてなし頂き、お弁当をご馳走になりながら、楽しく歓談させて

頂きました。途中手品などを交え、Nさまと職人さんたちとの楽しい交流ができたと

思います。

誰が、どんな人が作るのか、どんな風に作るのか・・・

誰のために作るのか、どんな人がこの家に住まわれるのか・・・

Nさんも、大工さん方もやはり気になるはずです。

そして、顔をあわせること、話すことで人間、情が沸いてくるものです。

この家族のために一生懸命頑張ろう！

そんな絆が生まれた、そんなすばらしい時間だったと思います。

今年は全国的にかなり早い梅雨入りですが、幸いにも天候に恵まれ建て方がほぼ完了しました。

周りが住宅に囲まれているのですが、プライバシーと開放感とのバランスがとても心地よい空間に

なりそうです。図面が実物となって現れるこの瞬間は、いつも緊張と楽しみで胸が一杯になります。

そして、いよいよ今週の土曜日に上棟式が行われます。お施主様にとっても、図面が実物の形と

なって見える初めての瞬間です。一緒に空間を巡りながら、さらなる仕上がりに想像を膨らませて

お話しをさせて頂くのがとても楽しみです。

建て方までは構造的なことに気を遣うことがほとんどです。これからは、仕上がりや納まりに気を

配りながら”うつくしく””心地の良い”空間に仕上がるように検討していきたいと思います。

本日は、お施主様のご長男K君が待ちに待ったプレカット工場の見学に行って参りました。

ご長男のK君が工場見学好きであり、これまでも数多くの工場見学に行っているとのこと。

色々なものを自分の目で見て、経験をすることは良い刺激にもなります。

今回も、何か得られることがあればうれしいです。　K君、今日は楽しかったかな？

上の写真は、今回お世話になる中国木材（本社：広島・呉）・名古屋事業所さんです。

中国木材さんの５０周年を記念して開催されたコンペにて、福島加津也+冨永祥子建築設計事務所

さんが勝ち取り実現された建物です。

屋根の加工がダイナミック、かつ大変美しい建物です。その屋根は梁をワイヤーで連結するという

何とも大胆で斬新な工法です。大きく湾曲し、それが直接内部の天井にもなっているのです。

何とも気持ちの良い空間でした。

さて、お施主様と工場内を案内して頂き、柱や梁などが加工される工程を見せて頂きました。

昔は、大工さんが一本一本手で加工していたものが、ものの数分できれいに、かつ、正確にカット、

加工されて出てきます。

Nさまも、ご家族の家が出来上がるまでの工程をご覧になり、実感も沸かれたことと思います。

いよいよ２週間後は上棟式です。

ますます実感が沸いてくると思いますよ。