既存軒先の部分で少し水が廻っている箇所もございましたので
下地から補修して頂いております。
既存は銅の腰葺きでしたが、今回はメンテナンス性を優先し
ガルバリウムの腰葺きとする予定。
外観の仕上がりを考えますと、本当は銅葺きにて進められたい
意向もございましたが、これまで度重なるメンテナンスの
ことを鑑みられ、苦渋の決断をされました。
少しでも雰囲気を損なわないように、一文字の大きさなど
慎重に決定して参りたいと思います。
大屋根の軒裏も一部やりかえにて、次の50年を健やかに
過ごして頂けるように致しました。
白木部分には既存同色着色を施して参ります。
また内部の工事も同時に進められております。
写真は2階の様子。床下地組が施され、3cm程の不陸が
解消されつつあります。
外部廻りではサッシの入れ替えが進んでおります。
もともとアルミサッシだった場所はアルミと樹脂の複合サッシに入れ替え
を行なっております。
隣地境界と接している場所は入替が困難ですので、インナーサッシとして
断熱性を確保する予定です。
また内部では壁や天井のボード下地が進んでおります。
天井の羽目板などが貼られて参りますと、順次フローリング
工事へと移っていく予定です。
徐々に形が見えて参りました。
型枠の片面が完了しまして、配筋工事が進められております。
本日は、型枠で塞がれます前に壁の配筋検査を実施致しました。
各種電気の配管や設備スリーブの設置なども進められている最中です。
大屋根に瓦が荷揚げされまして、瓦葺き工事が始まって
おります。
今回は全ての屋根瓦を葺き替える予定ですので、概ね
一か月程の大工事となります。
また、経年劣化によりまして下地が朽ちておりました
谷部分は下地から新たに形成し直して頂いております。
次の50年、100年へ向けまして余念なく工事が進んで
おります。
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