床の養生も外されまして、いよいよ完成形が目のまえと
なっております。
各所に照明や住宅設備機器類の設置が進められ、刻一刻と
表情を変える段階にきております。
各所に造作家具も設置が進み、生活のイメージがより
鮮明に出来るようになって参りました。
写真はパソコンコーナー若しくは読書コーナー、或いは
カフェカウンターなどとして利用されることを想定した
造作カウンター。
夜にはペンダントの明かりが、良い雰囲気をもたらして
くれることと思います。
お引渡しから2週間程が経ちまして、所々まだ残工事が
残っておりますが、そのうちの一つでありました「箱階段」
の設置が完了しておりました。
建替え前の京町家にありました想い出の箱階段。
皆が集う部屋に置かれていた家具にはきっと色々な
想いが詰まっているのだと思います。
記憶を呼び覚ましてくれ、懐かしい思いに浸ることも
出来る空間になっていれば嬉しく思います。
新築棟では1階基壇部分の洗い出し部分の目地入れが
先行して進められております。
この目地入れ作業だけで4日程を要したとのことです。
結構手間が掛かっておりますが、その分 完成形が
良いものになると期待しております。
そして改修棟ではいよいよ屋根工事に着手されました。
既存の瓦を全て撤去しまして、下地の構造用合板貼り
作業が進んでいる状況です。
屋根工事が完了するまで、しばらく大工さんの工事は
お休みとなります。
写真はリビング大開口前の軒庇の様子。
軒天の杉板が貼られまして、防水ルーフィングの施工が
進められておりました。
軒の出幅は90cm。更にその上の大屋根は出幅1.5m。
大開口前に設けますデッキ空間の雨よけと日差し避けの
庇となります。
一方で、和室の坪庭上部は一角を開放する設計です。
こちらは深い軒庇の一部を開放することで、室内に
日差しを取り込む計画です。
外壁のラス下地となります木摺と呼ばれる部分の工事
までほぼ完了しまして、これから徐々に内部の工事が
進められていく予定です。
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