足場が解体され、外部に格子が設置されました。
スッキリとしつつ、和の表情を持った外観になっております。
切子格子とすることで、内部からの抜け感を出しつつ、外部からの視線を
遮っております。
内部では玄関土間の洗い出し作業が進められており、左官職人さんが
暑さ厳しい中、黙々と洗い出し作業に取り組んでおられました。
LDKでは壁面に左官が施されつつある状態。土色の左官材ですが、この色に辿り着くまで
お施主様と共にかなり悩みました。光の当たり方が変わるだけで表情の変化を見せる左官材の
奥深さは悩ましくもあり、興味深くもあります。
そして2階では珪藻土クロスの施工も同時に進んでおりました。
勾配天井成りに貼っていく作業は困難を極めますが、少しづつ丁寧に
貼っていかれる様子はまさに職人技。
仕上りが楽しみです。
左官の下塗りが施された静謐な空間。光をやさしく吸収し、これから始まる
仕上工事を静かに待っている。そんな様子です。
自然光のみを受けて反射する網代天井の表情も奥深いものがありますね。
玄関土間では基礎巾木部分に洗い出し仕上が施されておりました。
土間の床面も同様の仕上が施されて参ります。
和の落ち着いた玄関空間を目指しております。
2階透過床に設置された格子の材料を塗装するため、養生がめくられました。
天窓からの光が格子越しに届く様子を確認できました。
季節・時間・天候の移ろいと共に様々な光と影の表情を見せてくれると思います。
真下から見上げますとこんな感じ。
また、外観に設置されます格子も準備が整っておりました。
徐々に仕上げ工事へと入って参ります。
少し分かり難いですが、外壁の吹付け塗装が完了いたしました。
土色の落着きある風情を醸し出しております。
上手くいけば来週には足場が解体される予定です。
玄関土間の天井には先週スタンバイしておりました代萩べニアがキレイに
貼られておりまして、赤松の皮付き丸太(化粧柱)とも相性の良い感じで
仕上がっております。
そしてトイレの天井は杉の網代が施工されておりました。
各所天井の化粧が施されており、空間に表情と深みが出てきたように
思います。
2階の廊下にも格子が施され、表情が豊かになって参りました。
格子越しに見える内部の風景も奥行が増したように感じます。
といった感じで仕上げ工事が徐々に進められております。
本日はお施主様に京都までお越し頂きまして、造園のための植栽を選定
頂きました。
当初枝垂れ紅葉を予定しておりましたが、数が少なかったため今回は
イロハモミジといたしました。
庭石や沓脱石なども現物を確認しました。
これらがリビングから見える庭に配置されて参ります。
落ち着いた庭になりそうです。
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