今年最後の現場監理でした。
前日までの雪が止み、ノーマルタイヤの私の車でも無事に現場にたどり着くことが
でき、一安心。
現場に到着すると、屋根の上では職人さんが雪下ろしをしていました。
雪国ならではの光景に、冬の厳しさを肌で感じました。
さて、現場は急ピッチで進んでおります。
外部は防水シートが貼られ、木摺りと呼ばれるモルタル塗りの下地が施され始めています。
内部も天井下地と同時進行で天井ボードが貼り始められました。
急がされているのは、設備屋さんと電気屋さん?と思いきや、正確な機器取付け位置を
教えてや~、設備機器発注するのに早よ承認してや~などとわたしが急かされている状況。
賑やかで暖かい職人さんたちの居る現場の雰囲気に寒さを忘れることができました。
今日のショットは建物の裏側の様子です。
裏側といっても見渡す限り田んぼなので、外観も気を抜けません。
なので窓をランダムに見えて、きれいなランダム?に並べています。
仕上がりが良ければ、最終写真UPしますので乞うご期待です!
ところで、今日の現場は比較的暖かく、天気の良い日は現場も急ピッチで進めたい様子。
棟梁もあれを取り寄せろ!あれはいつ来る?あれはどうなってる?・・・などなど
年末から年明けに掛けては防犯上と雨仕舞いまではしっかりとしておきたい!という
現場の思いがあるのです。
そんなこんなで、前回の監理から一週間も経ってはいなかったのですが、
現場は順調に進んでおりますので、チェックする項目は多々ありました。
メインは電気工事屋さんとセコムの工事担当者さんとの打合せ。
配線や配管、下地補強など壁、天井が塞がるまでの下準備が大事なのです。
女性で言う化粧のファンデーションでしょうか?(前にも書いたような)
従って、設計者も最も気を遣う段階ですので、年末の忘年会で全てを忘れないよう
しっかりと監理と打合せの下準備に精を出したいと思います。
年内は28日にもう一回行く予定です。
おまけ-
本日の伊吹山。
しっかりと雪をかぶっていました。
本日は朝から中間検査でした。早朝に快晴の京都を出て高速を走っていると、
彦根辺りから何やら一面怪しい黒い雲が・・・とうとう米原を過ぎた辺りから
ぽつぽつ と雨が降り出し、現場に到着した頃には激しい雨に変わっていました。
そんな激しい雨の中、確認検査機構ANEXさんによる検査が始まりました。
敷地の配置寸法から始まり、柱や梁の寸法、階高、金物、合板に至る
すみずみまで厳しく検査して頂きました。
もちろん無事に指摘事項もなく検査は終了し、検査済証を受領しました!
検査終了後に検査員の方がまじまじと見つめておられるのは大黒柱です。
早くも話題を独占しています。
どんな空間になるのか、竣工は来年3月末頃。どうぞお楽しみに。。。
寒空の中、無事に上棟の日が迎えられました。
Oさまご家族の皆様本当におめでとうございます。
Oさまご家族にはいつも温かく迎えて頂き、和気藹々とした雰囲気の中、
打ち合わせに臨ませていただいています。
そんな雰囲気の中、家族みんなの想いが詰まった空間がいよいよ形になり始めました。
Oさま邸は和風となります。品と重厚感を旨とし、落ち着いた空間でありながら、
遊び心をもたせた要素が散りばめ、それらの融合がこの家のスパイスになります。
また、玄関を入ると京都の北山杉を材とした八寸丸太の大黒柱がこの家を支えます。
これからの時期は雪との闘いです。来春の竣工に向けて気を引き締めなおし、頑張ります。
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