本日は快晴でした!
ようやく春の気配を感じる今日この頃ですが、まだまだ長浜では雪が降る確率は高いとのこと。
ほんとに気を抜けません!!
さて、本日は家具と建具の採寸のため、コーキプラニングのH氏と現場へ行って参りました。
一つ一つ納まりを確認しながら採寸をして頂き、アドバイスを頂きながらより良くなるように
変更を加えていきます。
現場はといいますと、採寸が出来るほどに工事が進んできたということになります。
これからのラストスパートの仕上げ工事に向け、下地のチェックをしっかりとして参りました。
これからは、現場に来るたびに進行が目に見えて分かります。
単純に楽しみでもあり、ドキドキの瞬間でもあります。
外部ではとうとう?塗装も始まりました。
上の写真は軒天を見上げたアングルです。
落ち着きのある和風にとのご要望から、当初のパースとは色がガラッと変わり、
こげ茶色と土色を使った構成になりました。
この色のコントラストと面積配分が大切な鍵となります。
軒天が塗られたこの時点ではイメージ通りでした!!
次は面積の大きな外壁面を塗装した時の色相、明るさがイメージ通りとなるか?
が鍵となります。足場が外される日も間近!
内装もクロスなどの仕上げが進行してきますので、ドキドキ・ワクワク・・・の連続です。
乞うご期待を!!!
伊吹山の雪も大分と減ってまいりましたね。
安心して現場に向かうことができました。
さて、本日のメインは何と言っても床の間の石張りです!
大抵の床框や床板は木が使われるのですが、少し風情を変えて御影錆石を取り入れました。
床框は水磨き仕上げ、床はビシャン仕上げと仕上げ方法を変えることで色味や質感にも
変化を与えました。 ずばり良い感じに仕上がっています!
その横で床柱が本据付けを待っています。これは以前ご紹介した京都北山の杉をちょんなで
削って表面にきれいな表情をつけた物です。
さらに正面の壁もこれから一工夫したものが貼り付けられる予定です。これからの春の季節に
ぴったりのかわいらしい壁面に仕上げる予定です。
このように床の間は、それぞれが主張の強い材料や仕上げ方法の塊ですが、
どれもシンプルであり、喧嘩しないような色合いと質感となるように心掛けました。
本来の床の間の材料からは外れているかもしれませんが、構成寸法や伝統を守りつつ、
遊び心を持たせています。O様だけの床の間になればと思っています。
外部ではいよいよ外壁の化粧が始まりつつあります。
雪国ゆえに、モルタル塗り一つとっても工程や段取りが大変だということが
身に染みて分かりました。その時間をかけて養生され、塗り重ねられたモルタルに
いよいよ化粧が施されるのです。感慨深いものがあります。
それ故に、塗装の質感や色にこだわりを持たなければなりません。
お施主様と検討した色合いがどのように現れるのか。
化粧が施されて足場が取れるまでもう少し。
私たち建築家も非常にどきどきする日々を過ごすことになります。
本日も小雪の舞い散る中、ノーマルタイヤで現場へ行って参りました。
道路には雪が全く無いのですが、田んぼや畑は一面が雪に覆われています。
足跡一つ無いこの雪の絨毯に、大の字で跳び込みたい衝動をいつも抑えています。
さて、現場はというと、”階段”と”2階の格子の廊下”が出来上がり、先週とは
がらっと変わった雰囲気となっております。
まずは、階段が出来て2階に昇りやすくなったこと。
当たり前やろ!と突っ込まれそうですが、これは非常に重要で、材料の持ち運びなど
一日に何度も上り下りをする大工さん方にとっては図り知れない程の便利な道具なのです。
踏板には、杉の一枚無垢を使用していますので、ササラ桁からの持ち出しで、タワミや
揺れなどが心配されていましたが、全く問題もなく一安心といったところです。
次は、2階の格子の廊下が完成していました。
先週帰り際に、始まった格子設置工事ですが今週にはしっかりと出来上がっていました。
その数何と180本!総長約10m(先週も書きましたね。。。)大工さんお疲れ様でした。
床を格子とすることで、リビングの奥まで光を届けるのと、それぞれの気配を感じられること
などを考慮した仕掛けです。上からは養生がしっかりとされているため、全体を見ることは
できませんので少しめくって設置方法の再確認だけしました。写真は下(リビング)からの
眺めとなっています。出来上がったときの光と影の落ち方や歩いたときのドキドキ感が
楽しみです。きっと大工さんも納得して頂けると思います。よね。
おまけ。
本日も、お父様に高月食堂(ザ・食堂という感じ)で絶品の豚汁昼食をご馳走になり、
さらには琵琶湖岸まで足を延ばして「魚友」さんへ連れて行って頂き、佃煮詰め合わせまで
手土産に頂きました。いつも本当にありがとうございます。
その途中にある山本山は、オオワシの撮影スポットで有名で、道路脇に行儀良く?
うじゃうじゃと?整列してシャッターチャンスを狙っていました。
その脇で私を撮らなくていいの?と白鳥が・・・
こんなに間近に野生の白鳥を見たことが無かったので、田んぼに飛び込みたい衝動を
抑えつつ、じつは大興奮でした・・・
本日は、久しぶりに車で現場へ向かうことが出来ました。
道路脇や田んぼにはまだまだたくさんの雪が残っています。
そんな中、現場では外壁廻りが思うように進みませんが、
内部は順調に進んでいますので、それらをいくつかご紹介します。
まずは、2階から桜のフローリングが貼り始められています。
桜は特に竣工時から年月を経ると共に、色に深みが出るのが特徴です。
お施主様と共に良い年の取り方をしてくれることを願い、お勧めしている材です。
次に、2階の吹抜け天井部分にヨシボードが貼られました。
長手方向に目を流すことで”奥行き感”と”躍動感”がでています。
さらに構造材である化粧梁が陰影を作り出し、一気に空間に深みが出てきました。
最後は、帰り間際に大工さんが2階で”格子道”を作り始めるところだったので、
少し出来たところで、実際に乗って見ました。
設計者しておいて何ですが、大丈夫と分かっていても少し恐いものです。
総長約10m。 格子の数はなんと!180本にも及びます。
大工さんの苦労は計り知れませんが、出来上がりの空間は圧巻になると確信して
いますので。大工さん!何とか頑張ってください。 お願いします!!
このように、内部では色々な仕上げ工事が始まり、
いよいよ佳境への入り口が見えて参りました。
雪融けの春の完成が待ち遠しい今日この頃です。。。
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