大屋根の施工自体は随分前に終わっていたのですが、現場定例日やその前日の
天候が悪い日が続いておりまして、施工内容の確認に登ることがなかなか叶わず
延び延びになっておりました。
が、本日無事上に登ることができました。ここまで登りますと周りの風景は一気に
変わりまして、北の方には五山の送り火であります「法」や「舟形」を見ることが出来
ました。つくづく京都は色んなところから五山の送り火を見ることが出来たのだな~
と、現場とは全く無関係な感慨に耽ったりした次第です。今では建物が密集して
いるのと、やや高めの建物が建ったりしていますので、どこからでも五山を臨むのは
難しいですが・・。それはともかく、棟換気の施工もされており、大屋根はOK。
そして下におりまして・・
今度は大屋根を中から確認。断熱材の施工も終わりまして、勾配天井の下地施工が
はじまっています。窓にはガラスも納まりまして、内装の工事が徐々に本格化していこう
としているところです。
北側斜線の関係上、一番低い場所は約1.8mの天井高さとなり、落着いた感じです。
そこから4寸勾配でググッと天井があがっていきますので、一番高いところで約3.2m。
なかなか開放的な空間が広がります。
あと凡そ2ヶ月で完成形まで持っていくわけですが、これからますます現場での打合せ
事項が多くなってくると思います。現場の皆さん、宜しくお願いします!
寒い日々が続いておりますが、現場では大屋根の施工も完了しまして、外壁廻りの
工事が着々と進められております。
写真はモルタル下地の「ラス」と呼ばれるメッシュ状の金網を取り付けるための下地
です。ややこしいですが・・。色々な工程を経て仕上げが成されているのがわかって
いただけるかと思います。
内部では2階の二重床も完成しまして、屋根断熱材の施工が完了目前となっており
ます。これから内壁の下地工事へと移っていきますと、徐々に仕上がりの空間が把握
しやすい段階に入って参ります。
本日もTさまはじめ関係者の皆さま現場定例のお打合せにご参加頂き、ありがとう
ございます。寒さが早く和らいでくれますことを祈るばかりです。
本日は小雪の舞い振る寒い日ではありますが、現場は着々と進んでおります。
外観のポイントともなります『出窓フレーム』の下地施工も完了しまして、外壁周りには
透湿防水シートと呼ばれるシートが貼られております。
内部で発生する湿気を通過させつつ、外部からの雨水などの浸入を防ぐシートです。
内部では断熱工事の壁面部分がほぼ完了しておりまして、現在2階の床上げ工事が
進行中です。防水の納まりと完成時の内外のフラット感を両立させるべく、今回は少し
特殊ではありますが、この床上げ工事が欠かせません。イメージとしては二重床のよう
な感じとなります。これが出来ますと2階の空間がよりリアルに把握できるようになります。
また一つ次回のたのしみが増えました。
アルミサッシの枠が設置されました。ここにガラスがはめ込まれますと、雨風を凌げる
空間へと変貌を遂げます。写真は2階の角部屋の様子。南東角地の日当りの良い
敷地ですので、陽射しの恩恵を充分に受けるべく、南東角に大きく窓を設けており
ます。最終的にはこの外に細かいピッチで格子が設置されますので、窓外の風景の
見え方も少し違って見えてくると思います。
そして壁周りに見える青色の物体は、スタイロフォームと呼ばれる断熱材の一種です。
次世代省エネルギーの基準をクリアできる厚みと材種を選んでおります。
出来上がってしまいますと隠れてしまう部分ですので、念入りにチェックしておかなけ
ればならない箇所でもあります。まだ断熱工事は始まったばかりでもう少し掛かりそう
ですが、キレイに仕事をしていただいております。
また外部周りでは、今回の外観の特徴とも言えます出窓の下地工事も進んでおり、
徐々にではありますが完成形に近付いているのが嬉しくもあります。
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