蔵の風情を纏う外壁の様子。今回は洗い出し仕上げにて
隣接する蔵の表情と似た感じとすることで、空間の雰囲気を
統一させ、一連の空間となるよう演出しています。
これから目地棒を外して参りますと、いよいよ完成となります。
また内部では建具の塗装、照明器具の設置などが進められ
間もなく完成形を迎えつつあります。
新築棟では1階基壇部分の洗い出し部分の目地入れが
先行して進められております。
この目地入れ作業だけで4日程を要したとのことです。
結構手間が掛かっておりますが、その分 完成形が
良いものになると期待しております。
そして改修棟ではいよいよ屋根工事に着手されました。
既存の瓦を全て撤去しまして、下地の構造用合板貼り
作業が進んでいる状況です。
屋根工事が完了するまで、しばらく大工さんの工事は
お休みとなります。
新築棟では木製建具の設置が進みました。
これから塗装が施されますと、完成となります。
また順次照明や設備機器類の設置も進められる予定です。
改修棟の町家では先週に引き続きまして、天井下地の
施工が進んでおります。
写真はリビング空間の天井の様子。
既存梁を見せる計画です。
また、収納部分のフラット天井も形成され始めました。
徐々に空間構成が分かり始める段階ですので、お施主様
もイメージが掴みやすくなって来られたかと思います。
毎週の定例が楽しみになって参りました。
新築棟外観の様子。
隣接する蔵のイメージを踏襲する目論見ですが
2階の漆喰仕上げが施されまして、徐々に蔵らしい
外観が建ち現れてきたのではないでしょうか。
町家の改修棟では外壁下地に加えまして、天井の下地も
形成されつつあります。
写真は寝室となる空間。棟部分にはライン照明が設置
される計画です。
勾配天井にて空間を広く見せて参ります。
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