解体工事が進みまして、ほぼ床の解体を残すのみという
段階にまで至っております。
写真は建物外観の一つの大きな特徴となるコーナー出窓
を内部から見たところ。
必要な部材を残しつつ、丁寧に解体されている印象です。
和室の竿縁天井だったところも竿縁をきれいに残しつつ
解体されました。
竿縁は別用途で使用を検討する予定です。
小屋組みもほぼ分かる状態となり、大きな松の梁が
見えております。
本格解体に向けまして、床下や小屋裏の様子を確認致しました。
写真は床下の様子。湿気などはなく良好な状態であることを
確認。
ただ、一部新しいめの基礎が見える部分もありますので
その辺りは今後補強方法の方針練り直しが必要です。
そして小屋裏の様子。
昭和12年上棟の棟札を確認いたしました。
ざっと築86年程の建築であることが確認出来ました。
歴史ある建物。この小屋組み梁も最終的には一部顔を出す
予定です。
本日、晴天のもと 着工に先立ちましてお清めの儀式が
MG様ご家族の皆様はじめ、関係各位参列のもと
無事執り行われました。
築100年近くの立派な住宅。ご家族の想いや思い出が
一杯詰まった歴史ある住宅。
そんな住宅に敬意を払いつつ、耐震性をはじめとし
温熱環境などを整えながら、より快適な時間を過ごせ
ますよう 手を加えさせて頂きますこと ご先祖の
皆様方にご報告させていただきました。
いよいよ着工です。関係者の皆様、どうぞお力を
お貸しください。
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