外観意匠のメインとなります「縦格子」の設置が完了しまして、グッと落着いた雰囲気

になりました。２階から１階までスッと縦に伸びる感じの縦格子は町並みとの調和だけ

でなく、防犯性や光と影のリズム感など色々なメリットをもたらしてくれます。

内部ではクロス工事もほぼ完了し、造作家具の設置や木製建具の設置が順次進め

られております。

ちなみに今週土曜日と日曜日は、お施主様と共に床フローリングの蜜蝋塗装を行なう

予定です。たのしみです。

完成間近ですので、各種塗装やクロス貼り、照明器具の穴あけ工事などが、ほぼ

同時並列的に進行中です。

写真は主寝室の様子。壁・天井のクロスが見事なまでキレイに貼られ、お施主様

と共に「ほぉ～！」と感嘆の声をあげた次第です。

主寝室は一部に黒ストライプを用いまして、シックで落着きのある大人なイメージ

に仕上げてみました。ここに「和」な雰囲気満載の照明器具が取り付けられ、

一気に上質な旅館の雰囲気へと昇華させる予定です。

他の空間も一つ一つ個性的な感じに仕上がっていく予定ですが、全貌が現れる

まではもう少しだけ掛かります。

大事な大事な仕上げの段階。細かいところも注意しつつ、最後の指示を現場監督

さんに伝えているところです。

「光の道」の床に、ファイバーグレーチングを一箇所だけ試し置きしてみました。

建物の中央を縦に貫く「光の道」。天窓から１階まで光を届けるという役割が

メインなのですが、同時に空間の大きなアクセントにもなります。

お施主様が悩み抜かれた末に選定された「クリア」のファイバーグレーチング。

悩み抜かれた結果だけあって、光の透過の仕方が非常に素敵です。

そしてこの状態を見られて、上に載せるポリカーボネイドの色も決まりました！

何色にされたかは、出来てからのお楽しみとさせていただきます。

そして２階ではクロス下地処理の作業が始まっております。

現場の外（家具工場）でも、造作家具や建具の製作が開始されました。

完成まで秒読み段階です！

工期も残り１ヶ月に迫って参りまして、ようやく階段が設置されました！

２本の木製ささらが踏板を支える構造。浮遊感と重厚感の狭間のような雰囲気は

内部空間のイメージと連動させた結果です。即ち、軽すぎず、重すぎず。。

今まで２階へは梯子で登っていましたが、階段で登れるようになりますと、ただ

それだけで「階段」の偉大さ／便利さを体感します。

ＬＤＫのインテリアの一部ともなる重要なデザイン要素ですので、良い感じに

納まってくれて一安心しております。

そして２階ではフローリングが張られ始めております。佳境。突入。です。