上棟が完了しまして、次に行う工事は構造用の耐震金物の設置や耐力壁の施工
となります。木造の軸組が出来まして、金物類の取り付けが終わりましたら、階数
と行政指針によりますが「中間検査」というものを受けて、合格する必要があります。
この中間検査を行いますのは、第三者の指定確認検査機関の検査員。
上の写真は、検査を受けているところです。図面通りに金物がついているか、耐力壁
の施工がされているか、建物位置は間違っていないか、などなど検査をされるわけです。
指摘事項がある場合もありますが、今回は無事ノーミスでクリアといった感じで、中間検査
の合格証を受領いたしました。
そして続きまして、構造設計者によります検査。
どちらかと言えば、実はこちらの方が厳しかったりします・・。
写真は屋根の上に登って見晴らしを確認中の構造家(門藤氏)・・・、あ、違う。屋根
の先端部分の耐力を確認中。勿論金物の取り付け方法や耐力壁のビスピッチ、耐力
壁の考え方なども現場に伝えつつ、是正事項を伝えて行きます。今回は2階の一部が
スキップしておりますので、その部分の構造が少し特殊。ですので、その部分の金物
補強も少し特殊。
というわけで、その部分の是正指摘は多少ありましたが、概ね良好な検査結果でした。
私も屋根のアスファルトルーフィングの重ね代を確認しておきました。
ついでに屋根の上からの景色を堪能。
おっ!北西方面に送り火の一つ「舟形」を発見。2階から見えないのが少し残念
ですが、良い景色が広がっております。。
というわけで、一区切りつきまして、工事も本格化して参ります。
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