庭の手入れを当初は予定しておりませんでしたが、各所がきれいになって来ますと

庭もきれいにしたほうがより良い空間に仕上がる、との思いから急遽庭師さんに

入っていただくこととなりました。

当初二人を予定しておりましたが、三人の庭師さんによる剪定が進められております。

残したい木や置物を活かしつつ、体裁を整えてもらいます。

出来上がりがたのしみです。

そして、内部ではクロス工事が進んでおりまして・・

写真は台所の壁クロスが施工されたところ。

聚楽調のクロスですので、上部の本物にはかないませんが、統一感は生まれたかと

思います。

これから照明器具などがやりかえられまして、完成へと向かいます！

写真は玄関を入ったところの土間部分です。

壁の左官仕上げとなる漆喰が塗られまして、往年の様子が蘇ってまいりました～。

大和天井や柱とのコントラストが心地良く感じます。

そしてフト右手に目を移しますと。。。

新しく設けた迎えの間の入口越しに、聚楽調の左官で仕上げられた壁が見て取れます。

この出入口には少し特徴ある障子が入る予定。

今回新たに設けた柱や木枠は敢えて古色に塗装せず、クリアのままとします。

遠い将来、また手を加える時に新旧がわかるように後世の大工さんや設計者への

メッセージです。

左官が仕上がり、今後クロスなどの仕上げ工事へと入っていきますので、いよいよ

最終段階に突入です！

そして、坪庭の剪定も進めることとなりました。

現在の坪庭の様子はこんな感じ。。。

少し生い茂りかたが激しいため、剪定を通してより良い雰囲気の庭へと整えて参ります。

この庭の変化にも要注目です！

写真は外観の様子。

正面部分の外観が更新されまして、サッシが入っております。基礎巾木部分も左官

でキレイに仕上げられ、引き続き内部の左官工事も進行中です。

内部の様子はこんな感じ。。

既存土壁の表面を削り落とす作業の後、新たに下塗り作業が進められました。

ムラに見えておりますのはまだ乾いていないところと乾いているところが混在するため。

充分に養生しまして、最終上塗りが施される予定です。

この部屋の上塗りは温もりある土色になります～。

暑さも和らぎ、現場での打合せも汗だくになることなく比較的快適になって

参りました。

工事の方も着実に進んでおりまして、大工さんの工事もほぼ完了を迎えて

仕上げ段階に入りつつあります。

今回新しく設けました「迎えの間」の天井仕上げは空間を明るく且つ趣と

風情のある表情を醸し出してくれるヨシベニアとしました。

ヨシベニアが貼られた様子はこんな感じ・・

壁は土色の左官。床は杉の無垢材で、柔らかく落着きある空間に仕上がっていく

予定です。

そして台所部分にはシステムキッチンが設置されまして・・

既存の吊戸棚は活かしつつ、キッチン廻りを一新いたしました。

写真の奥には洗面などの水廻りつながりまして、家事動線も楽になる予定です。

出来上がりまで残り一月ちょっと。

徐々に仕上がりの姿が見え始めました！