敷地の前には小川沿いに遊歩道があります。その遊歩道は桜並木となって
おりまして、今週が見ごろ。
見事な桜です。
そんな桜を眺めるべく、リビングを2階に配して大きなデッキテラスを設けた
のですが、気候の良い時期には重宝しそうで、設けて正解でした。
バルコニーのFRP防水も完了しておりまして
最終的にはこの上にデッキが張られてリビングと一続きの空間になる予定。
内部では断熱材の施工も進められており
この写真に写っているハイサイドライトからもシッカリと桜が見えておりました。
ガルバリウム鋼板竪櫨葺きと呼ばれる屋根が完成。
シンプルな切妻屋根となっております。
手前にうっすらと見えます木のフレームには縦格子が建ち並ぶ計画。
非常にシンプルながらも存在感を放つ外観となる予定です。
現場では2階リビングとなります天井納まりを最終確認中。
一部下り天井となる部分をつくるのですが、その出幅寸法が全体とのバランス
の中で非常に重要になって参ります。
登り梁の見せ方との取り合いなども鑑みまして、微調整を掛けていきます。
原寸大の現場でないと分からない空間バランスというものがありますので
そこが現場監理の醍醐味でもあります。
より心地良い空間を目指して、葛藤の連続です。
敷地の目の前には長年そこに存在していた枝垂れ桜があります。
その周辺にも桜の木がありますので、楽しみな季節となって参りました。
今回は開花前の桜の木越しに外観の全景をパチリ。
外壁の透湿防水シートも貼られつつあり、窓枠も設置されまして外部仕舞いが
着々と進められております。
次回若しくは次々回の現場定例時には満開の桜越しの写真を撮ってみたいと
思います。
そして本日はリビングのハイサイドから見える空と庇の関係を確認し、
庇の高さや長さなどを詰めていきました。
打合せに没頭するあまり、それらの写真を撮り忘れておりましたが、次回
アップしたいと思います。
南に遊歩道と木立ちを臨む心地良いロケーション。これが今回の敷地の
最大の特徴であり、最大限活かしたい贅沢な環境資源でもあります。
そんなロケーションを建物内部に取り込むべく設けたのが、広々とした
バルコニー。
奥行2.7m。幅や約8mとちょっと。風景に加えて、光や風といった自然の恩恵
を生活の中に取り込むべく、2階リビングのプランとなっております。
軒の出は1.2mとして、小雨程度なら良い時候の折は窓を開放して過ごせるよう
にしています。
中から見るとこんな感じ・・
結構圧巻な開口の大きさ。バルコニーに椅子とテーブルを出して読書や食事
に興じたくなりますね。
この広々としたバルコニーの下は駐車場。
現在は打合せスペースとして活用しております。
雨が凌げる半インナーガレージとなりますので、結構便利。
そして本日は外部廻りの仕上げ色の最終確認を行いました。
外壁左官塗りの大判サンプルをつくって頂きまして、現地の太陽の下で確認。
コテムラが良い味を出してくれそうです。
この外壁に合わせて、破風板や軒天、軒樋、竪樋など外部にまつわる色々な
仕上げ事項を現物サンプルで確認・決定いたしました。
来週からは屋根や外壁防水関連工事が進められる予定です。
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