既存の門瓦を一文字瓦に葺き替え作業中。
樋は銅製に更新する予定です。
門扉も更新して参ります。
内部では材料待ちだった水屋の工事が進行中。
立派な赤杉の腰板が施工されております。
これから棚板や左官壁などが施されまして完了の予定。
ちなみに天井は細かな目の網代としております。
バスコートの設えがほぼほぼ整いました。
焼杉板塀をバックに石をメインに据えた静かな庭をお施主様はイメージされて
おられました。
お風呂上りのひとときを心静かに庭を眺める。至極のひとときですね。
灯篭と枝垂れ紅葉が良い塩梅に静かな空気感を醸し出してくれおります。
表の方では既存駐車場に使われていた門型フレームを復旧中。
銅葺きがすこし傷んできておりますので、その部分は葺き替えることとなりました。
外部の塀も塗り替えの下地までが完了し、仕上を待つ段階となりました。
徐々にゴールに近づきつつあります。
バスコートとしての坪庭を作庭するにあたりまして、周囲からの視線を遮るための塀を
焼杉板にて製作中です。
焼杉板同士を繋ぐ箇所には黒竹を用い、庇部分は胴葺きとする予定。
今回は庭が3箇所に存在するのですが、それぞれに性格を持たせることで色々な庭を
楽しむことが出来るようにいたします。
このバスコートのテーマは石庭。灯篭と石と少しの植栽で静かな庭を目指して参ります。
外構工事はもう少し掛かりますが、10連休の突入と同時に建物本体の
お引渡しを迎えた朝です。
新たな空間のお引渡しに良い天候に恵まれ、清々しい気持ちです。
雲型の組子越しに入ってくる天窓からの光も完成を祝ってくれているかのよう。
置き照明も空間に馴染みつつ、良いアクセントになってくれています。
リビングの壁面に設けられた飾り棚、障子、化粧柱。色々な種類の木が共演している空間は
木の温もり溢れる落ち着いた雰囲気を纏っています。
玄関にも畳が敷かれ、これから訪れる人々を出迎える準備が整いました。
壁を斜めからなめるように照らす光は木漏れ日のよう。曲面を描く床の間の
設えには花や掛け軸などでおもてなしをされる予定です。
唐長さんによります唐紙の襖はこれから吊り込まれる予定ですが、茶室としても使われる
和室にも畳が敷かれ、完成の様相を呈しております。
いくつか手直しが必要な箇所はございますが、F様、本日は大変おめでとうございました!
そして引き続きましてよろしくお願いいたします!
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