空間工房 一級建築事務所

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葛城市I邸<竣工>

18.02.28 Wednesday

上棟の一日

2階から見える景色は絶景でした。

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周囲に高い建物など視界を遮るものもなく、二上山をはじめ周囲の景色が

遠くまで見渡せる環境で、日当たりや風通しも文字通り抜群です。

そんな風景が見える2階の大屋根にもルーフィングシートが張られはじめ

たのが、夕方5時過ぎ。

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少し曇りがちになっては来ましたが、雨が降り出す前に大屋根の雨仕舞が

出来たことに一安心です。

この2階を支える1階部分は間口が広くドッシリとした空間となります。

2階大屋根の野地板が張られる前の様子はこんな感じ。。

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写真は軒先の広小舞と呼ばれる部材が取り付けられまして、いよいよ野地板を

貼りだそうとしている様子。

そして一方で1階下屋は手前にググっと低く低く降りてきております。

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一部駐車場土間の屋根が大きく迫り出しているわけですが、この建物の一つの

特徴を形成しています。

軒庇の施工はこれからとなりますが、それが仕上がってきますと間口一杯に

広がる軒庇が、より印象的な効果を生み出してくれる予定です。

私が現場に到着したのは落日前の夕刻。

そこまで時間をさかのぼりますと。。

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大屋根の垂木取付けの真っ最中でした。

今日は春の陽気で暖かく風もない穏やかな一日で、上棟日和でした。

これからいよいよ工事が本格化して参りますが、完成には欠かせない工程の

連続だと思いますので、一つ一つ着実に監理を進めつつ、大工さんや多くの

職人さん、そして現場監督さんの力をお借りして良い建築に仕上がっていく

ように取り組んで行きたいと思います。

まずはI様。本日は誠におめでとうございました!

 

 

建築中 | by muranishi | comments(0)
18.02.13 Tuesday

化粧柱の確認に

土間のコンクリートが完了し、本日は立上り部分の型枠建込作業が進められて

おりました。

一発仕上げとなります駐車場土間の様子を確認。。

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写真では分かり難いですが、刷毛引きにてキレイに仕上げられております。

立ち上がり型枠もほぼ完成しておりますので、部屋の間取り・距離感が

よく分かる状態となっております。

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写真は主寝室と庭との取り合いを見たところ。

陽射しも入って明るい空間となりそうです。

そして本日の主目的は化粧柱の確認。現場近くの製材所に現物が入ったとの

ことで現物と対面して参りました。

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写真中央に映っているのが、リビングの中央に鎮座する予定の8寸柱。

これを八角に加工して据えられるのですが、赤味でキレイな杢目を有する

奈良県産の杉材となっております。仕上がりが楽しみです。

そして右側の数本は玄関やリビング、駐車場などに配される吉野杉達。

いずれもほぼ節がなく、思っていた以上に良い材料を揃えて頂きました。

左手には床柱。これは桧。製材所のHさんや現場監督のWさんの目利きを

参考にさせていただき、2本ご用意頂いたうちの一本を選定いたしました。

今月末上棟に向けて、これらの材料が大工さんやプレカット業者さんの手に

より加工されます。

 

建築中 | by muranishi | comments(0)
18.02.05 Monday

基礎配筋検査を実施

本日、奈良県北部の天気予報は降雪もあり得たのですが、無事天候は晴れ。

でも寒風吹きすさぶ中での配筋検査となりました。

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一足先に住宅瑕疵保証の検査が実施されまして、合格。

念には念を、というわけで私も図面と現場を照合し、問題はございません

でした。

非常にキレイな配筋に満足。

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必要な鉄筋被り厚さもシッカリ確保されておりました。

被り厚さとは鉄筋を覆うコンクリートの厚みのこと。これが規定以下ですと

鉄筋が錆びる速さが早くなり、建物寿命にも影響を及ぼします。

今回は長期優良住宅でもありますので、その辺りも入念にチェック。

まあ、長期優良でなくとも入念にチェックはしておりますが。。

といった感じで、次の工程となります土間コンクリートの打設へと移って

参ります。

建築中 | by muranishi | comments(0)
18.01.31 Wednesday

建物の位置出し確認

着工から10日あまり。現場では地盤改良も完了いたしまして、基礎の下地

となります「捨てコンクリート」と呼ばれるコンクリートが打設され、建物

位置を確定する墨出し作業が行われました。

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敷地から西の方向には二上山がキレイに見えるシチュエーション。

南西方向には葛城山も臨めます。

整形な土地の中に整形な建物が舞い降りる計画。

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廻りに大きさを図れる比較対象物がないため、大きいのか小さいのか写真では

判断がつきませんが、間違いなく大きいフットプリントとなります。

一部では軒が深く深く下りて来る計画でして、重心の低い建築となる予定です。

敷地境界線からの離隔距離などを確認しまして、建物自体の大きさも念のため

確認。。

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問題なく墨は出されておりました。

各通り芯(間仕切り壁位置)の墨も出されましたので、部屋の大きさが

原寸で確認できる状態となりました。

引き続き基礎の配筋工事が進められ、週明けには配筋検査の予定です。

本日はご実家をお借りしまして、プレカット業者さんを交え、上棟に

向けてプレカット(工場で柱や梁を切り出す作業)図の納まり確認を

行ないました。

2月下旬には上棟の予定です。

建築中 | by muranishi | comments(0)
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