外部廻りでは、庇の軒裏/軒天のケイカルボードの設置が順調に完了しつつあります。
この庇によりまして、フラットな水平ラインが強調されますと共に、庇下の壁を外壁面
より少し凹ませておりますので、太陽光が当りますと奥行きのある陰影が浮かび上がる
予定です。
そして庇の下部に目を移しますと、透湿防水シートの上に通気胴縁という材料が設置
されているのが分かります。この通気胴縁、その名の通り外壁仕上げと躯体本体の間
に空気層/通気層を確保するためのスペーサーの役割を果たします。
通気層を確保することで、内部の湿気を放出しやすくしますと共に、万一外壁から雨水
が侵入した場合でも躯体本体まで到達しにくくし、躯体を守ってくれます。
そして、この通気胴縁の上に貼られる外壁下地材は、写真左下に見えておりますラス
カットボードと呼ばれる材料。これはモルタル+塗装仕上げの箇所に用いる材料です。
タイル下地にはタイル下地用のサイディングが貼られていきます。
という感じで外部廻りは着々と進んでおります。
勿論内部廻りも色々と進んでいるわけですが、それはまたの機会にご紹介致します。
本日は今年一番の寒さの中、コンセントや照明位置の確認をさせていただきました。
Tさま、寒い中、長時間ありがとうございました。
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