防水シート貼の状態だった2階棟の屋根もガルバリウム工事がほぼ完了しつつあります。
後は棟を包んで完了といった感じでして、本日その作業がされておりました。
中から見上げますとこんな感じ。。
ここでも残す柱や撤去する柱などの打合せを行ったり、耐力壁の補強状態を確認
したり、照明器具の設置方法を検討したりと、大工さんや電気屋さんを交えて細々
とした内容をした打合せいたしました。
この2階棟の外壁は杉板にやりかえる予定ですが、既存の金属板も撤去され。。
柱と土壁の状態になっております。
そして内部では引き続きまして、耐力壁の補強(耐震補強)が進んでおりまして。。
写真は子世帯のリビングTVボードとなる背面の壁。
この裏に納戸や洗面が納まっていく予定です。
といった感じで、今年の現場監理は終了~。次回年明けにて、どんどん詰めた
打合せを進めて行きたいと思います。
前回の現場定例からから2週間が経ちまして、既存の躯体にまつわる修正や
補強が進められております。
例えば、柱の足元を根継ぎしたり、埋木したり。。
例えば、新しい間取りに不要な柱を撤去するために梁を補強したり。。
などといった作業が各所で行われておりまして、全体に40mm程度倒れておりました
躯体もジャッキアップにより、水平且つ垂直な状態に戻されました。
地味な作業ですが、これらの作業が最終の仕上りに大きく影響して参りますので
ここはジックリと時間を掛けるに値する作業内容だと思っております。
そして2階棟では屋根防水までが完了。
屋根工事も大工さんの工事と平行して行われる予定です。
解体作業が進められ、土がむき出しだった土間部分には防湿コンクリートが
打たれました。
今までも湿気があがってきていた感じではありませんでしたが、これでより乾燥した
床下空間を保つことができます。
そして母屋棟の天井裏に敷かれていた土も全て撤去されまして、隙間が生じない
ように薄べニアが敷かれています。
これで天井から土埃が落ちてくる心配もなくなりました。
そして2階棟では屋根の瓦が降ろされ、既存の野地板(バラ板)が露わとなっています。
今回は屋内テラスをつくる予定の場所に天窓を新設しました。
この光が1階まで降りてくる予定でもあります。
劇的に進んではおりませんが、一歩ずつ着実に進んでおります。
解体工事開始から3週目。床や不要な天井などが撤去されまして築150年とも200年
とも言われる骨組みが露わとなって参りました。
ご覧の通り、柱と梁のみで構成された昔ながらの民家。
本日は構造家と共に骨組みの健全性・耐力壁の設置位置確認・柱を抜く場所の補強
方法などを検証すべく、2時間近く掛けてじっくりと柱や梁を確認いたしました。
家が広いので、小型重機を中に入れての解体作業。少しビックリですが、効率的です。
床組が残っているのは仏間。左奥にはお施主様が打合せ用にとご用意頂いたテーブル
セットがあり、なんとも非日常的な風景が広がっております。
そして屋根裏にも構造家や大工さん達と登りまして、状況を確認。。
仏間の上だけ竹が編まれておりますが、理由は定かではございません。
天井裏一面に敷かれていた土も撤去され、かなり軽くなったと思います。
今まで振動と共に土埃が落ちてきていた悩みからもこれで解消されます。
ちなみに昔は断熱材代わりに土が用いられていたようです。
そして母屋と接続されている離れの2階建て部分も解体が進んでおりまして。。
こちらは比較的新しい躯体で、柱も多く入っており馴染み深い感じがします。
全体的に躯体は不朽やシロアリ被害なども見られず健全なことが分かりました。
これから耐震性0.7を目指して補強を施して参ります!
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