天井がヨシベニアとなる東棟ではほぼヨシベニアの施工が完了。
必要枚数だけ注文されたのですが、なぜか4枚ほど余りましたので
トイレと脱衣室の天井もクロスからヨシベニアへとグレードアップ。
高価な材料が余るのは勿体ないので、お施主様が機転を利かして
利用したいと仰っていただきました。感謝感謝です。
そして2階棟や西棟では杉のフローリング工事が着手されまして。。
窓際や縁側などから貼り始められております。
左手にうず高く積まれているのは全て杉のフローリング。これらの山がなくなる
まで作業が続くわけですが、千里の道も一歩から。大工さん4人がかりでの
作業ですので、頼もしい気すらしております。
来週がまた楽しみです。
応援の大工さんが二人加わり、外壁の焼杉板施工が一気に進んで
おります。
お施主様が想像されていた以上にキレイな印象を持たれましたので、張る範囲
を拡張することとなりました。
やはりキレイに仕上がっていくのを見るのは気持ち良いですね。
そして内部では本体の大工さんが天井にヨシベニアを貼られております。
こちらも想像以上の仕上り感に「旅館のよう」とのご感想。
まだまだ良くなっていきますので、K様 お楽しみにしてくださいね。
そして縁側開口の下地も進み。。
大開口からの庭の眺めが楽しみとなって参りました。
大工さんの手が増えまして、前回よりも進捗度合が倍増した印象です。
本日は木製建具関係の納まりなどを中心に打合せを重ね、現場をあとにしました。
縁側に新しい柱や敷居・鴨居が設置されまして、縁側廻りの躯体が出来つつ
あります。既存の躯体をそのまま使いたかった想いはありますが、状況を
総合的に鑑みますとこれがベストの選択なのだと思います。
足元にも束石が配されまして。。
昔ながらの雰囲気を残しつつ、新たな縁の下の力持ちが宿りました。
東棟と呼んでいる部分では天井のプラスターボードも張られまして。。
こちらも窓廻りを木製に更新する作業が残っておりますが、着々と進んでいる
印象です。このボードには仕上げとしてヨシベニアが施される予定。
そのサンプルが届いておりました。。
今回は滋賀県のメーカーのもの。キレイにヨシが並んでおります。
そして2階棟と呼んでいる部分でも天井下地が進行中でして。。
丸太梁とボードの取り合い部分に苦戦されておりますが、その甲斐あって
キレイな下地が出来つつあります。
そして二階棟と西棟を繋ぐ部分の外壁焼杉板が貼られはじめ。。
昔ながらの材料なのですが、どこかモダンな雰囲気も醸し出してくれています。
という感じで、色々な箇所が少しづつ変化を見せ始めております。
南側の庭に面する建具は、今回全て木製建具にやりかえるのですが
建物全体が40mm程度傾いていた影響もあり、開口部の水平を確保
するために縁側部分を丸ごとやりかえる作業が始まりました。
敷鴨居や既設のアルミサッシ、垂れ壁の板や柱など全て撤去され文字通り
全開口状態となった写真。ある意味、このような空間も「あり」だと思って
しまいました。土庇と呼ばれる状態ですね。内外の境界がないのにある。
なんとも贅沢な空間ですが、これも建築途中に現れる一瞬の姿です。
そして敷居桟となる材料も現場で溝加工が施されておりまして。。
今後数十年の内外境界部分を担っていく存在です。立派です。
さらにフローリング材料も搬入されまして、仏間を占拠しております。
ざっと70坪分程度。長さ4m、厚み30mmの杉板となっています。
施工も塗装もこれからですが、これを見ると先が長いことを体感できます。
それでも現場は着実に進んでおりまして、先週は下地組だった天井にも
断熱材が施工されました。。
省エネ等級最高等級4相当の厚み。これまでは断熱材が入ってなかったこと
を思いますと、随分暑さ寒さの室内環境が改善されること間違いないでしょう。
躯体の修正箇所が色々必要だったため今まで全体工程が読めませんでしたが、
いよいよ5月末頃竣工という目処が立って参りました。徐々にギアをあげて
いきます。
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