待ちに待ったフローリング材が搬入されました。もうすぐ貼り始めるという
ことで大変わくわくしています。今回は、丸嘉さんの「さくら」と「ブラック
ウォールナット」の2種類を採用させて頂きました。「さくら」は一枚一枚が
色や表情を異にし、無垢らしい自然素材の風合いを醸し出してくれます。
また、経年と共に色に深みが増すところも魅力です。N様がお選びになっ
た理由もそこにあります。
床は人が最も触れる部分です。そして空間の印象を決定付けるくらいの
重要な要素を持っています。その選定にはいつも気を遣います。お施主
様も妥協することなく迷いに迷われます。長いときは半年くらい・・・
また、ある時は遠く浜松のショールームまで足を運んだこともあります。
今回、フローリングは無塗装のものを選定しました。引き渡し後に3人の
お子さん達と設計者とで「蜜蝋」ワックスを塗布するイベントを企画してい
ます。苦労することで、愛着を持ってもらうこと、工事の方達がどんだけ
大変な思いをして作ってくれたかなど、少しでも感じ取ってくれたらと思
っています。今回も思い出深いフローリングになりそうです。。。
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