解体作業が順調に進みまして、構造躯体(柱や梁、基礎など)が目視出来る
状態となりました。
内部の間取りを変更する箇所がありますので、それに伴って柱の位置を移動したり
撤去する必要があります。
構造耐力を確保しつつ、間取りの更新ができるのが木造の優れた点ですが、どうしても
撤去できない柱もあったりします。
それは骨組みだけの状態にならないと分からない点もあり、リノベーションの難しい点
でもあり、知恵を絞る点でもあります。
本日は、どのように対処していくかを構造設計者と共に現地で検討いたしました。
左が構造設計のHさん。右が現場監督のNさんです。
最難関の補強箇所を検討中。。
増改築の形跡が見られ、そこそこ複雑に柱と梁が絡んでおりますので、その辺りを
整理しつつ、今回のリノベーションプランにあった補強方法を私も含めた三者で
意匠性、構造安全性、施工可能性の各側面から検討を重ねます。
新築のように予定調和的に進まないのが、リノベーションの醍醐味でもあります。
なんとか三者の妥結点が見い出せましたが、2点ほどお施主様にご確認すべき
事項が出て参りましたので、今後相談が必要です。
その他の様子は下記のような感じで、着実に進んでおります。
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