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14.07.19 Saturday

京唐紙なるもの

京都に居ながら、滅多に使う機会に恵まれない「京唐紙」という素材。

個人的には襖紙に使われたりすることが多い印象を持っていますが、実際の使い方は

様々。中にはテーブルの天板に装飾として使い、上にガラス板を置いて楽しまれる方も

居られるようです。

今回、T様邸にて使用したのは仏間の襖。そして主寝室のヘッドボード部分にワンポイント

として配してみました。

使ったのは「葡萄唐草」の図柄。エンジの和紙に金の版で刷ってもらいました。

それが、コレ!

1

なんとも複雑な図柄ですが、キレイで豪華。でも上品な印象を与えます。

仏間の方はまだ出来ておりませんが、そちらは藍色の和紙に銅の版を使った

「桜草唐草」を選定。また一味違った落着きと風格のある印象に仕上がる予定です。

そして設備機器や家具扉の設置も完了しつつあり・・・

2

建物本体はほぼ完成を迎えようとしております!

さあ残すは外構工事。今回の住宅におきまして、結構重要なポイントとなってきます。

引き続きシッカリ監理していきます。

京都市Tn邸<竣工> | by muranishi | comments(0)

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