2階のリビング空間は間接照明をメイン照明とする予定でして
既存天井板に合わせた木目調ポリ合板で形成した照明BOXの
設置が完了しております。
築100年近くの天井杉板を空間の主役に据え、ライトアップ
することで、部屋全体が柔らかな光に包まれる予定です。
外部では新設のサッシ廻りに焼杉板が貼られていって
おります。
手前の4枚程度が既存。それより奥が新設の焼杉板ですが
パッと見は良く馴染んで見えております。
また本日は内装のクロス関係をサンプルを交えまして
決定させて頂きました。
ほぼほぼ漆喰塗りですので、それほど決めるべき場所は
多くないのですが、なるべく違和感なく飽きが来ないクロスを
ご提案させて頂きました。
南の窓から吹抜け越しに射し込む日差しが印象的でしたので
一枚撮ってみました。
さて、いよいよ仕上げ工事突入です。
大屋根の腰葺き部分の葺き増しが完了しております。
長年に亘り雨水が一定箇所に流れ落ちてきますので
銅板に穴が開くことが良くあります。
今回は改修のために足場も掛けましたので、ついでに
補修工事を行いました。
これでまた数十年は大丈夫かと思います。
内部では2階の建具枠工事が大詰めを迎えております。
手前に向かって4本溝の木材が見えておりますが、これが敷居と
なります。
既存柱のこけ方を見定めつつ、枠を削ったりする作業に
どうしても時間が掛かります。
その分、出来上がりが楽しみです。
吹抜け越しに見える既存の梁や跳ね木が歴史を感じさせて
くれる空間に仕上がりそうです。
2階では木製建具枠周りの加工が進められておりますが、
樹脂製サッシの設置も進んでおります。
既存天井が歴史を刻み、歴史を語る空間になりそうです。
1階ではキッチンも設置され、下地がほぼ形成された状態と
なりました。
これから徐々に仕上げ工事へと入って行きます。
漆喰の白、杉のフローリング、既存天井板が主要な仕上げ要素
となります。
自然素材に囲まれた贅沢で落ち着いた空間になる予定です。
階段の施工が進行中です。
先週現場に搬入されておりました材料を現場で加工頂きまして
キレイに施工されております。
階段が出来るだけで随分と工事が進んだ感じが致します。
階段だけでなく、キッチンやキッチンパネルの施工も完了して
おりまして、実際にも目に見えて一気に仕上がりに近付いた
印象です。
2階では新たな窓枠の施工も進められておりまして
新たに壁となる部分には断熱材の充填も進んでおります。
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