前回に引き続きまして、本日も建具枠廻りの施工が進められておりました。
結構複雑な枠ですので、作業も遅々として進まず的な印象がございますが
一朝一夕に出来上がるものでもございませんので、丁寧な作業に感謝です。
2階吹抜け上部の窓枠施工も進んでおります。
高さの調整を行いまして、当初掃き出し窓を予定しておりましたが
腰窓に変更しまして、風景の切り取り方を少し上に上げました。
軒裏や空がキレイに見えてくる予定です。
そして本日は階段廻りの納まりを検討。
少し柱が傾いていたり、既存の梁との取り合いがあったり
しますので、手摺の位置なども今後の検討課題として
お施主様と相談して参りたいと思います。
吹抜けのキャットウォークが完成しておりました。
今まで1階の天井裏に隠れていた梁と、新しい格子状の木、既存の天井板や
軒裏など、さまざまな表情を持った木が一望できる吹抜け空間は
新たな寛ぎの場所を彩ってくれる今回の工事での重要な空間でもあります。
木と土で出来た空間に、既存の欄間なども設置していく予定。
自然光という恵みも、心地よさを奏でる重要な要素となります。
中庭の緑を眺める窓は木製の建具を予定。
只今、大工さんによります建具枠の施工中です。
風景を切り取り、取り込む窓の位置や高さも重要ですので
微調整しながら窓の位置を決定していっております。
現場には1階に貼るフローリングが搬入されておりました。
床暖房対応の杉の無垢材。
全て貼られますと、きっとその素材感に圧倒されることと思います。
1階では床暖房パネルの設置が完了しておりまして、その上に養生板が
敷設されている状態です。
引き続き現場では木製建具枠の加工などが行われておりまして
枠の設置が完了しますと、順次壁ボードの施工などへと移行して参ります。
2階ではキャットウォークの下地施工が地道に行われております。
格子を受ける材の加工も終盤を迎えておりまして・・
結構気が遠くなる加工作業ですが、ひとつひとつ丁寧に削り出されていって
おります。
現地では窓の納まりなども検討。
既存鴨居が水平ではないため、その辺りの活かし方や隠し方など細かな点
を大工さんと一緒に検討しまして、方向性を指示させていただきました。
そして吹抜けの手摺廻りに再利用すべく、既存の欄間とご対面。
手摺の落下防止代わりに利用する予定でして、欄間の第二の
人生といったところですが、まだまだ現役で空間を彩って貰います!
施工頂いております竹内工務店の京北にある倉庫にて、キッチンや
作業スペースに使うカウンターの材料をお施主様と共に選定すべく
行って参りました。
写真は桂の木。淡い色合いでキレイな杢目の木です。耳と呼ばれる
樹木の外皮・外郭部分を活かしつつ、キッチンのカウンターとして
利用させて頂く予定です。
その後現場に戻りまして、現在の進捗状況確認やお打合せ事項の
検討などを実施いたしました。
1階廻りの天井下地がボードまで完了しつつあり、壁下地も徐々に
仕上がっております。
2階では窓の配置確認やスクリーンの設置方法などを検討。
キャットウォークの下地も着々と進んでおります。
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