廊下の天井が完成。材料は霧島杉で、杢目の細かさが特徴ですが、今ではなかなか
入手できない代物。
長いお付き合いをさせて頂いている銘木屋さんに眠っていたものを目覚めさせました。
なんとも言えない風合いで、見飽きません。
写真は敢えて長手方向に天井を貼り、美しい杢目の連続性を堪能する納まりとしました。
水廻りを隔てる壁に流水文様の下地窓が設置されまして、左官の塗回し仕上げを
待つばかりとなりました。
あちらこちらに目移りするような仕上げ・仕掛けが施された贅沢な空間が
出来上がりつつあります。
主寝室の腰壁には竹をあしらい、天井の葦と相まって線が協調された空間となります。
床には手斧仕上のフローリングが控えておりますので、この養生がめくられる日が
待ち遠しいばかりです。
残すところ建物の完成まで2か月弱。
これからも怒涛の仕上げ工事の日々が続きます。
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