解体工事開始から3週目。床や不要な天井などが撤去されまして築150年とも200年
とも言われる骨組みが露わとなって参りました。
ご覧の通り、柱と梁のみで構成された昔ながらの民家。
本日は構造家と共に骨組みの健全性・耐力壁の設置位置確認・柱を抜く場所の補強
方法などを検証すべく、2時間近く掛けてじっくりと柱や梁を確認いたしました。
家が広いので、小型重機を中に入れての解体作業。少しビックリですが、効率的です。
床組が残っているのは仏間。左奥にはお施主様が打合せ用にとご用意頂いたテーブル
セットがあり、なんとも非日常的な風景が広がっております。
そして屋根裏にも構造家や大工さん達と登りまして、状況を確認。。
仏間の上だけ竹が編まれておりますが、理由は定かではございません。
天井裏一面に敷かれていた土も撤去され、かなり軽くなったと思います。
今まで振動と共に土埃が落ちてきていた悩みからもこれで解消されます。
ちなみに昔は断熱材代わりに土が用いられていたようです。
そして母屋と接続されている離れの2階建て部分も解体が進んでおりまして。。
こちらは比較的新しい躯体で、柱も多く入っており馴染み深い感じがします。
全体的に躯体は不朽やシロアリ被害なども見られず健全なことが分かりました。
これから耐震性0.7を目指して補強を施して参ります!
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