アチラコチラで外部廻りの工事が着々と進められております。いわゆる外構工事。
その中でも特に力を入れているのは、座敷の縁側越しに繋がる石庭。
広さは10帖程度。『石庭』という位ですから、この庭には『石』しか存在しません。
四国で採れる青石という石をメインに、白玉砂利と白川砂利にて作庭していきます。
4月中頃に選びに行った石が、本日現場に運び込まれまして、その配置の仕方を
造園業者さんと、あーでもない、こーでもない、と思案しながら進めて行きます。
バランスを見ながら、それぞれの高さを見ながらの作業です。石は人力ではとても
動かせない重さがありますので、専用の吊り上げ道具を駆使しながらの作業。
実は座敷からだけではなく、90度振った主寝室からも見ることが出来ますので
どちらからも良い見え方にする必要があります。
例えは大袈裟ですが、丁度二条城の黒書院と白書院からの庭の見え方と同じ
なわけです。
そしてこの庭に一つの仕掛けを施しました。竜安寺の石庭のように、見る場所を
変えていっても常に1つの石が隠れるという仕掛けを。
その一つは「心の眼」で見るそうです。
さて、そんなこんなで工事も残すところ1ヶ月を切りました!完成形をご覧になり
たい方はコチラの案内をご覧くださいませ。
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