先週に引き続きまして、外壁の下地工事が進んでおります。
写真は道路際の外壁の様子。
西日や防犯も鑑み1階には道路側に窓を設けておりません。
上部には出幅60cm程の庇を設けて大きな壁面となる建物の
分節を図っております。
これにより陰影や落ち着きが生まれる予定です。
道路から庭のある南面にも続く庇の様子。
庇は横葺として、雅さと高級感を演出しております。
こちらの外壁面でも通気胴縁までの施工が完了しております。
そしてこちらは庭に面するリビングの大開口の下地の様子。
額縁窓のように、庭をパノラマに見渡すことで、室内の広さも数字以上に
感じることが出来ます。
改修棟の2階住居部分の壁クロス工事が進んでおります。
メインとなりますお部屋は珪藻土クロスにてグレー系の
色調にてまとめております。
コンセプトは歴史ある古さと現代のモダンさを融合し、
ニュートラルな世界観を創出する。といったものです。
例えば天井の既存丸太梁なども見せつつ、新たにタモの
羽目板で勾配天井を形成するなど、本物の良さを互いに
活かした空間としています。
1階テナント部分では軒天の杉板貼りが完了し、テナント
内装下地までの天井ボードが完成しております。
これから建具枠廻りの施工が進められていく予定です。
また、1階住居部分の通り土間も壁・天井下地までが
完了しております。
ここから、洗い出しの土間や聚楽塗りの壁などで仕上げが
進められて参ります。
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