クロス工事もほぼ完了致しまして、建具の搬入が進んで
おります。
今回はタモの杢目柄を縦使いとしています。
また、昔に使われていた窓枠を加工しまして、今回の建物の顔として
2階正面に設置する作業が進められております。
少しレトロな風合いを持つ木枠は黒漆喰で縁取られ、印象的な外観を
形成する予定です。
バルコニーのFRP防水工事が完了しまして、外壁廻りの下地工事が
順調に進められております。
日差しの良く入るバルコニー空間となりそうです。
こちらは子供室となる空間の様子。まだまだ完成形が見えない状況ですが
こちらもまた南向きの明るい空間となる予定です。
将来的には間仕切りを取り払うことも可能なように、間仕切り壁は耐力壁
とはしておりません。
今後の天井下地工事に備え、断熱材の搬入も進められております。
断熱材の種別や厚みなどをチェックして参ります。
そして1階のリビングと庭をつなぐ開口廻りの木製建具枠も
施工が完了しております。
いつも通り、窓枠は部屋内から見ますと柱の後ろや上下壁に
隠れて、ガラスのみが見える納まりとしております。
これから軒天なども仕上がっていきますと、徐々に完成形の
全貌が分かるようになって参ります。
2階の廊下から寝室方向を見た写真。
寝室以外のクロスが完成しております。
寝室は建物外観の顔ともなります窓枠廻りの納まりを
待っているところでして、既存の木製窓枠をあしらった
外観となる予定です。古き良き京町家の装いを纏った
住居兼テナントが京都の中心地に出現致します。
こちらは1階住居の通り土間の様子。
洗い出しの床や聚楽壁などで形成し、和の趣を有しつつ
明るい空間となる予定です。
そして1階メインのテナントスペースも徐々に耐力壁などが
形成されつつあります。
まだどの様な業態の店舗に入って頂くかは未定ですが
色々と想像を膨らませて愉しみにしております。
先週に引き続きまして、外壁の下地工事が進んでおります。
写真は道路際の外壁の様子。
西日や防犯も鑑み1階には道路側に窓を設けておりません。
上部には出幅60cm程の庇を設けて大きな壁面となる建物の
分節を図っております。
これにより陰影や落ち着きが生まれる予定です。
道路から庭のある南面にも続く庇の様子。
庇は横葺として、雅さと高級感を演出しております。
こちらの外壁面でも通気胴縁までの施工が完了しております。
そしてこちらは庭に面するリビングの大開口の下地の様子。
額縁窓のように、庭をパノラマに見渡すことで、室内の広さも数字以上に
感じることが出来ます。
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