本日、晴天のもと 着工に先立ちましてお清めの儀式が
MG様ご家族の皆様はじめ、関係各位参列のもと
無事執り行われました。
築100年近くの立派な住宅。ご家族の想いや思い出が
一杯詰まった歴史ある住宅。
そんな住宅に敬意を払いつつ、耐震性をはじめとし
温熱環境などを整えながら、より快適な時間を過ごせ
ますよう 手を加えさせて頂きますこと ご先祖の
皆様方にご報告させていただきました。
いよいよ着工です。関係者の皆様、どうぞお力を
お貸しください。
今回の内装壁仕上げはほとんどの箇所が漆喰仕上げと
なります。
只今その下地の工事中。
南側の窓はほぼ全面開口ですが、このあと格子や建具が
入りますとまた違った雰囲気に仕上がる予定です。
足場が外れまして、外観が露わになりました。
この地域は独自の景観ルールを作られており、古き良き
街並みを次の世代へ残していこう という意思を持たれて
おります。
建築前には町内の方々とどのような外観になるのか、といった
説明会を開き、私たちの設計意図を説明させて頂きました。
3階建てではありますが、あまり圧迫感を与えないように
3階部分はセットバックさせ、京町家の外観要素を使い
落ち着いた雰囲気になるように心がけました。
内部も和の様相を呈しておりまして、珪藻土クロスや
ヨシの天井などといった素材感のある仕上げで構成
しております。
各所照明器具も設置され、いよいよ完成形が間近と
なって参りました。
床の養生が外され、杉板のフローリングが姿を現しました。
襖紙も刷新し、落ち着いた紺色の表情が空間のアクセントとなっております。
出窓部分もペアガラス入りのアルミ樹脂複合サッシとし、断熱性能が
高まっております。
水廻りへと繋がる廊下部分にも新しい建具が入りまして
いよいよ完成間近といった感じ。
間もなくお引渡しです。
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