通りに面した出格子の内部の様子。
こちらの既存木製建具の開閉が少し調子が悪く、この際
断熱性も高めるという観点から、アルミ樹脂の複合サッシ
へと変更を致します。
外部はアルミ。内部は樹脂製のサッシ。
ガラスもペアガラスとなりますので、断熱性能は改善
される見込みです。
外観の様子を少し。
今回は「旧市街地型美観地区」に指定されている敷地ですので
軒庇の設置や3階以上はセットバックをするなどの規制に沿って
伝統的な街並みと調和する外観を形成して参ります。
屋上では外断熱工事が完了しまして、引き続き歩行用の
コンクリートを施工する前の伸縮目地の施工が進められて
おります。
内部でも外周廻りの断熱工事が終わり、壁と天井部分に
気密シートが貼られている最中です。
電気の配線工事なども進みまして、これから建具枠など
細かな造作が施されて参ります。
外壁廻りの断熱材充填がほぼ完了しておりまして、柱と
断熱材の接合部分には気密テープの施工が進んでおります。
また今回、柱と梁の接合はピン工法ですが、そのピン部分も
コーキング+気密テープにて徹底した気密工事を行って
頂いております。
基礎廻りも内側に断熱材が施工されております。
これにより、床下空調という考え方とし、冬場は床下の
温風が外周部を伝って上部階へ供給される仕組みです。
また、一般的に熱損失が最も大きい開口部分はトリプルガラスの
樹脂サッシを採用しております。
まだまだ断熱工事は初期段階ですが、これから外断熱
工事を施しまして、徹底的に断熱と気密の性能を上げて参ります。
長年懸念事項として持たれておられました水廻りの
やりかえを行いました。
特に排水関係でご心配されている点がございましたが
土管から塩ビパイプにやり替えることで、ご懸念を
払拭いたします。
また、物置として使用されておりました水廻りの天井も
使い勝手が悪いことから撤去いたしました。
これから水廻りの工事が順次進められて参ります。
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